10年位前にリフォーム業者が設置した洗面台から、どうやら水漏れがあったようで壁紙やクッションフロアがカビや汚れでひどい状態でした。
洗面台を交換するのに伴い、壁紙とクッションフロアもDIYで張り替えることにしました。業者に頼むことも考えましたが調べてみると、洗面所(4畳ほどのスペース)で、壁紙代と張替え工賃合わせると6万円でDIYですれば6千円で済みます。
- 業者に依頼:60,000円
- DIY:6,000円
>広さ=洗面所(4畳ほど)
DIYで壁紙を張替えれば、費用的にもとてもお得ということで、迷わずDIYで壁紙張替えすることにしました。初心者にはハードルが高い作業かと思ったのですが、生のり付き壁紙を使えば比較的簡単に壁紙に張替えができました。
この記事では「DIYで壁紙の張替え挑戦!費用は?作業は簡単?」について書いていきます。
壁紙張替えのビフォーアフター
DIYで壁紙を張替えると『どういう感じになるのか』『キレイにできるのか』不安だと思うのでビフォーアフターの写真を載せますね。
壁紙の張替えビフォー
DIYで壁紙を張り替える前の状態です。壁紙が古くなって、つなぎ目が浮き上がってしまっています。
洗面台の近くの壁紙は、洗面台からの水漏れで洗面所がジメジメしてしまっているので、汚れやカビが目立ちます。
選目鯛を取り外すと…こんな状態!壁紙は湿ってカビが生えていて、犬の毛やホコリが隙間に大量にありました。
洗濯機を運び出した後の壁紙も、下の方が湿気でカビっぽい汚れ方をしています。
壁紙の張替えアフター
壁紙を張替えた後の様子です。壁紙の張替えにあわせて、洗面台の交換とクッションフロアの張替えもしています。
きれいな状態を長く維持できるように、水はねやカビを防ぐ工夫もしました。
壁紙を張替え手順は5ステップ
壁紙の張替えは、5つのステップで実施しました。
- 壁紙張替えの材料を揃える
- 壁紙を貼る準備をする
- かべパテで下地処理する
- 新しい壁紙を貼る
- コーナーをコーキング材で処理する
壁紙の張替えで必要なものを用意
DIYで壁紙張替える当日までに、必要な物を準備しておきます。
- 新しい壁紙
- 壁紙クロス張替え施工道具6点セット
- ハサミ
- 糸と5円玉
- シリコンシーラント(コーキング材)
- マスキングテープ
- ドライバー
初めての壁紙張替えだったので、作業がしやすいのり付きのサンゲツの壁紙を選びました。
図柄がある壁紙は、絵を合わせるのにテクニックが必要なので、図柄を合わせる必要のないファブリック調の壁紙にしました。糸と5円玉は、壁紙を貼るときにまっすぐに貼れてるかをチェックするのに使います。
- 生のり付き壁紙がおすすめ
- 図柄は無い方が貼りやすい
壁紙を張替えるための準備
壁紙を貼る前に、まずは準備をします。
- 壁紙の張替え時に、邪魔になる物を運び出しておきます。
- コンセントやスイッチなどのカバーを外します。
- 古い壁紙をはがします。
邪魔になる物を運び出す
洗面所の壁紙を交換する準備として、邪魔になるような物は外に運び出します。今回は、洗面台の交換とクッションフロアの張替えもしたので、洗面所のものすべて洗面所から運び出しました。
壁紙の張替え前に、床が汚かったのでDIYでクッションフロアを張り替えています。
コンセントやスイッチのカバーを外す
照明のスイッチやコンセントなどは、壁紙を貼るときに邪魔になるので、カバーをドライバーを使って外しておきます。
マイナスドライバーをカバーの隙間に差し込んで、テコの原理で持ち上げるとカバーが外せます。ネジで止まっているものはプラスドライバーでネジを外します。
カバー類は簡単に外せます。
古い壁紙をはがす
壁紙にカッターナイフで切れ込みを入れると、壁紙が剥がしやすいです。
壁紙を貼る前に!かべパテで下地処理しよう
壁紙を全部はがし終えたら、新しく壁紙を貼るために下地処理をします。
最強殺菌防カビセットで今あるカビを退治して、カビが生えにくいように防止しています。
壁紙をはがすと、古い壁紙の薄い紙まで剥がれてしまっているところがあります。
このまま新しい壁紙を貼りつけると、壁紙が浮いたりボコボコになったりしてしまうので、セメダイン 室内壁補修用 かべパテを使ってへこんでいる部分がなくなるように埋めます。
補修箇所が多かったので、使ったのは1Kgのかべパテです。
10年前に業者がリフォームしている洗面所ですが、施工が色々とイマイチなことが分かりました。壁紙をはがすとコンセントや蛇口などの引き込み口の壁には、大きな穴が開いた状態ということが判明しました。
大きな穴の部分は、マスキングテープで壁の穴をまず塞いでいます。
壁紙が取れてしまって凹んでいるところと、マスキングテープで塞いだ穴の部分をかべパテで埋めて補修しました。
壁紙の張替えをDIYでする方法
新しい壁紙を、必要な長さプラス20センチくらいでハサミで切ります。
貼りやすそうな場所から壁紙を貼ります。使う道具は、壁紙 クロス 貼り替え 施工道具6点セットです。必要な道具がセットされていて、価格も安いので用意しておけば何かと作業がしやすいです。
最初の一枚目は、のりがくっ付いて失敗してしまいました…。2枚目からはコツをつかんで順調に貼れました。
脚立に乗って壁紙を貼りつけるのですが、斜めにならないように糸と5円玉を使います。長い糸を天井から垂らして、先に5円玉を結ぶと垂直が出るので、まっすぐに壁紙を貼る目印にできます。
コンセントや止水栓がある部分は、「×」に切れ込みを入れています。
罰に切れ込みを入れて、コンセントを通してから壁紙を元通りに貼るとキレイになりました。
1枚目が貼れれば、隣に2枚目を貼ります。図柄がない壁紙なので、つなぎ目も分からずきれいに貼れています。
洗面所をぐるっと一周、新しい壁紙を貼っていきます。
コーキング材で最後の仕上げをする
壁紙のコーナーを白のコーキング材で処理しました。
洗面所には木材がアクセントに使われています。木材と重なる部分は白でコーキングしてしまうとキレイに見えないので、クッションフロアの張替えで使ったクリヤーのシリコンシーラントで処理しました。
スイッチのカバーを元に戻せば、DIYでの洗面所の壁紙張替えは完成です。
壁紙の張替えの費用
洗面台交換時に、業者に壁紙の交換を依頼すると…壁紙代と工賃を含めて6万円以上します。
DIYで壁紙交換をすれば、材料費だけで済みます。今回、洗面所の壁紙交換でかかった材料費は5,516円でした。
- 業者に依頼…60,000円以上
- DIY…5,500円
インターネットで材料を注文して、材料費を抑えています。
業者に依頼するより、DIYの方が5~6万円ほどお得にできます!
壁紙の張替えにDIYで挑戦 まとめ
この記事では「壁紙の張替えにDIYで挑戦!自分で洗面所の壁紙の張替えをやってみた」について書きました。
DIYで洗面所をリフォームするため、初めて壁紙の張替えをしました。DIYで壁紙を張り替える時のポイントは、壁紙選びだと思います。
- 生のり付き壁紙がおすすめ
- 図柄は無い方が貼りやすい
壁紙の張替えを業者に依頼すると、6万円以上しますが、DIYでやったので材料費の5千円ちょっとでできました!10年前の業者のリフォームがガサツで壁に穴が開いていましたが、壁紙張替えと同時に埋められたことにも満足しています。
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