DIYでクッションフロアの張替えに挑戦しました!クッションフロアの張替えの作業の様子を詳しくご紹介します。
DIYでのクッションフロアの張替えにかかった費用やクッションフロアの選び方などについても書いています。
10年ほど前に業者に洗面所のリフォームをやってもらっているのですが、いつからか洗面台からの水漏れがあったようで、壁紙やクッションフロアが汚くなっていました。DIYで洗面台を新しいものと交換するのと同時に、汚れた壁紙とクッションフロアを張替えることにしました。
DIYでやったクッションフロアの張替えの方法や費用について詳しくご紹介します。この記事では「初心者がDIYでクッションフロア張替えに挑戦!張替え方法と費用大公開」について書いていきます。
クッションフロア張替えのビフォーアフター
初心者がDIYでクッションフロアを張替えると、どれくらいのクオリティーになるのか?最初は不安もありましたが、意外とキレイにできてクッションフロア張替え前とは雲泥の差です。
クッションフロア張替えビフォー
張替え前のクッションフロアは、明るめの色のものでした。
クッションフロア自体の痛みはあまりないですが、壁際のコーキングの汚れが特に目立ちます。
パッと見は、傷んでいないように見えたクッションフロアでした。しかし、洗面台を取り外してみると、水漏れで変色しクッションフロアも壁もかなり汚い状態でした。
クッションフロア張替えアフター
新しいクッションフロアは、東リのシャムリーオークです。クッションフロアは黒ずむと汚く見えるので、あえてオールドウッド調のクッションフロアを選びました。
クッションフロアを張替えた後に、壁紙の張替えと新しい洗面台の取り付けを行うと、洗面所のDIYリフォームが完成です!
壁紙張替えの作業の様子は、専用記事で詳しくご紹介しています。
洗面台の取り外しと取り付けの作業については、こちらの記事に書いています。
DIYでのクッションフロア張替えの4ステップ
DIYでのクッションフロア張替えは、4つのステップで行います。
- 必要なものを準備する
- 物をすべて外に出す
- 古いクッションフロアを剥がして捨てる
- 新しいクッションフロアを貼る
必要なものを準備しよう!
まずは、クッションフロア張替えに必要な物や道具を揃えます。
- 新しいクッションフロア
- クッションフロア用ボンド
- ハサミ
- カッターナイフ
- 地ベラ
あれば便利なもの
- クッションフロアカッター
洗面所のクッションフロアの張替えでしたので、隅から水が入るのを防ぐためと、仕上がりがきれいになるように端っこをコーキング処理しました。
- カートリッジガン
- シリコンシーラント
- マスキングテープ
物をすべて外に出す
洗面所には洗濯機や洗面台、小物入れや脱衣かご等があります。まずは、洗面所にあるすべての物を、部屋の外へ運び出します。
古い洗面台は、陶器でできていて結構重いです。運び出すときには腰や肩などを傷めないように気を付けてください。
洗面台の裏のバリで手を切ってしまったり、汗で手が滑ったりするので作業手袋をするのがおすすめです。
- 古い洗面台は重いので、運び出し作業は注意して行う
- 作業用手袋をして、バリでケガをしないようにする
古いクッションフロアをはがす
古いクッションフロアを壁のコーキングされている部分に、マイナスドライバーをねじ込んで引っ張り上げて剥がします。
古いクッションフロアの紙が残りますが、そのままで大丈夫です。
古いクッションフロアがきれいに剥がれずに、凹凸が気になる場合は、スクレイパーを使えば突出部分を削って平らにできます。
古いクッションフロアが剥がし終わったら、掃除機で床をきれいに掃除します。紙くずなどがあると新しいクッションフロアが張り付きにくいので、隅々まで掃除します。
クッションフロアの隅を埋めていたコーキング剤が床に残っている場合、少し面倒ですが取り除いた方が仕上がりがきれいになります。
(壁紙も張り替える場合は、クッションフロアを剥がす前に壁紙を剥がし終えておけば、床の掃除が1度で終わります。)
- 古いクッションフロアの紙が残っていても大丈夫
- コーキング材が残った場合、取り除いた方が仕上がりがきれい
クッションフロアをDIYで貼る方法
- クッションフロアの位置決め
- 余分な部分のカット
- 接着ボンドを床に塗る
- オープンタイム(ボンドを乾燥させる)
- 床とクッションフロアを圧着させる
- 隅をコーキング材で処理する
クッションフロアを洗面所に合わせてカットする
まずは位置を合わせて余分な部分をカットしていきます。
洗面所の壁紙を張り替えるために注文していた壁紙 クロス 貼り替え 施工道具6点セットが、意外にクッションフロアをカットする時に役立ちました。
壁紙を切る時に使う地ベラが、余分なクッションフロアをカットする時もとても便利です。なければ、ステンレス製の定規などを使えばOKです。
地ベラを壁に当てて、余分なクッションフロアをカッターナイフでカットします。カッターナイフは大きいものの方がきれいに切れるます。
洗面所の形に合わせて、クッションフロアをカットします。
新しいクッションフロアの厚みは3㎜くらいです。
洗面所には洗面台用の排水溝と洗濯機用の排水溝があったので、メジャーを使って位置と大きさを測ります。クッションフロア上に目立たないように鉛筆で目印を付けて、排水溝の大きさに合うようにハサミで丸くクッションフロアをカットしました。
位置さえ間違わなければ、きれいにくり抜いてカットできます。排水溝は、ガムテープで臭いや虫が上がってこないように塞いでいます。
クッションフロアを接着ボンドで床に貼る
新しいクッションフロアをボンド FL200 1kgで貼りつけします。ヘラ(クシ)が付いているので、別途購入する必要はありません。
部屋の形にカットするのが終わったら、半分クッションフロアをめくります。
めくった床に付属のヘラを使って、クッションフロア用のボンドを均一になるように伸ばします。接着ボンドを床の半分に塗り伸ばしたら、オープンタイムを20分程度とります。
床に接着ボンドを塗り終わってから、すぐにクッションフロアを貼らずに、少しの間ボンドを乾かすことで粘着をより強くすること。
オープンタイムが終われば、クッションフロアを床の貼りつける位置に戻します。
2×4材の切れ端の木材にタオルを巻いたものを利用して、ピンクの矢印の向きに雑巾がけするようにクッションフロアを床に押し付けます。床とクッションフロアの間の空気を抜いて、クッションフロアと床をしっかりと圧着します。
もしもボンドがはみ出た場合は、濡れた雑巾で拭き取ります。
反対側も接着ボンドでクッションフロアを貼りつけが終われば、クッションフロアの隅をシリコンシーラント(コーキング材)で処理します。
クッションフロアの隅のコーキングは、カートリッジガンを使えば楽に作業できます。壁とクッションフロアに養生テープを貼って、コニシ ボンド シリコンシーラント 330ml クリヤーでコーキングしました。透明のコーキング材を選んだのは、白のコーキングはホコリやカビが着いた時にとても目立って汚くなるからです。
DIYでのクッションフロア張替えにかかった費用
洗面台交換時に業者にクッションフロアの交換を依頼すると、クッションフロアの交換だけで2万円ほど工賃がかかります。もちろん、材料費は別です。でもDIYでやれば、材料費だけでクッションフロアの張替えができます!今回のDIYでクッションフロアの張替えでかかった費用は、全部で5,601円でした。
- 業者に依頼…20,000円以上
- DIY…5,600円
業者に依頼するよりも、DIYでやる方が2万円ほどお得です!
クッションフロア選びのポイント
部屋の大きさより、10センチほど大きなクッションフロアを注文しました。汚れが目立ちにくいように、アンティーク調の木目のクッションフロアを選びました。
リビングや玄関の廊下などは最近リフォームを業者に依頼し、白っぽい木目のフローリングに張り替えています。洗面所を白っぽい木目のクッションフロアにすれば統一感は出るのですが、水回りで経年劣化で汚れが目立つようになりそうな場所ですので、トーンを下げてアンティーク調のクッションフロアを採用しました。
洗面所のクッションフロアなので、以下の点も決め手でした。
- 抗菌
- 防カビ
- 防水
- さらっと加工
初心者がDIYでクッションフロア張替えに挑戦!張替え方法と費用大公開 まとめ
この記事では、「初心者がDIYでクッションフロア張替えに挑戦!張替え方法と費用大公開」について書きました。
DIYで洗面所をリフォームするため、初めてクッションフロアの張替えをやりました。それほど難しい作業ではないので、DIYでも十分きれいにクッションフロアを貼ることができます。
業者に頼めば2万円以上するクッションフロア張替えですが、DIYなら材料費の約6千円だけ張り替えることができました!材料はインターネットで注文することで、大きなものを持ち帰らなくても良いですし、何より安く手に入れることができました。
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