DIY初心者ですが、DIY好きなGbunです。
DIYで実家の洗面所のリフォームにガチで挑戦しました!
洗面台から知らない間に水漏れしていて、洗面所に湿気が常にこもってしまっていました。湿気が原因でカビっぽくなってしまった場所もあり、洗面所全体の一大リフォームをDIYで行いました。
洗面所のリフォームでやった作業は、大きく3つです。
洗面所のリフォームをDIYで取り組んだ話や、かかった費用についてご紹介します。
この記事では「洗面所のDIYリフォーム|DIYでできる?洗面台と壁紙とクッションフロアの交換に挑戦」について書いていきます。
洗面所のDIYリフォーム|ビフォーアフター
最初に洗面所のリフォームのビフォーアフターをご紹介します。
洗面所は10年ほど前に業者がリフォームしてくれているのですが、いつの間にか洗面台の裏から水漏れがあったようです。DIYでリフォームしている時に判明したのですが、洗面台から絶えず水漏れしているので洗面所が湿気でカビだらけでした。
DIYリフォーム前の洗面所
水漏れのあった洗面台の交換に合わせて、クッションフロアと壁紙も張り替えました。洗面台横に水が流れないように工夫したり、壁紙にカビが生えないように防水シートを貼ったりしました。
DIYでリフォーム後の洗面所
洗面台も新しくなり、壁紙やクッションフロアも張り替えたのでキレイになりました。
洗面所のDIYリフォーム費用は?業者より安い!
洗面所をDIYでリフォームするのに必要だった費用をご紹介します。
- 洗面台交換:45,000円
- 壁紙の張替え:5,500円
- クッションフロアの張替え:5,600円
→ 合計:56,100円
DIYでリフォームすれば、工賃が必要ないので材料費だけでOKです。今回の洗面所のリフォームにかかった費用は6万円弱でした。
じつは最初からDIYで洗面所のリフォームしようと考えていたわけではありません。「洗面台を交換したい」と両親に頼まれて、色々調べると業者に依頼するとめちゃくちゃ工賃が高いことが分かったので、DIYでやろうと思いました。
もしも、業者に洗面所のリフォームを頼んだら…どれくらい費用が掛かるのでしょう?
- 洗面台交換:140,000円
- 壁紙の張替え:60,000円
- クッションフロアの張替え:30,000円
→ 合計:230,000円
業者に依頼した場合は23万円、安く見積もっても20万円は必要でした。
DIYで洗面所のリフォームをしたことで、15万円ほど安くできた。
洗面所をDIYでリフォームするための準備
DIYで洗面所をリフォームする時のポイントは、事前に準備するものを揃えておくことです。洗面所は浴室とつながる動線なので、ゆっくりリフォームすることができません。キリが良いところまで一気に進めないと、お風呂に入れないということになってしまします。
洗面台など大型用品は当日に届けてもらう
洗面台などの大きなものは、受け取りに人手が必要なのと置いておくと邪魔になるので、交換当日に到着するように注文しました。
実際に準備した物については、各作業のところで詳しくご紹介します。
洗面所の物をすべて運び出す
洗面所のリフォームするためには、洗面所にある物をすべて室内から運び出す必要があります。洗面台・洗濯機・小物入れなどを搬出します。
洗面台の裏などにバリがあり手を切ることがあったり、手が汗で滑ると危ないので、作業用の手袋をした方が良いです。
洗面所のクッションフロア張替えに挑戦!
洗面所のクッションフロアの張替えは5つのステップで行えます。
- 古いクッションフロアをはがす
- 新しいクッションフロアをカットする
- 接着ボンドを床に塗る
- クッションフロアを貼りつける
- コーキング材で処理する
クッションフロアの張替え準備
まずはクッションフロア張替えに必要な道具を揃えます。
- 新しいクッションフロア
- クッションフロア用ボンド
- ハサミ
- カッターナイフ
- ステンレス定規
- カートリッジガン
- シリコンシーラント
- マスキングテープ
古いクッションフロアをはがす
古いクッションフロアを洗面所の隅からはがします。最初は、カッターナイフかマイナスドライバーをクッションフロアの隅っこに突っ込めばめくりやすいです。
はがし終わったら掃除機で床をキレイに掃除します。壁紙も張り替えるなら、掃除の前に壁紙もすべてはがしておきます。
新しいクッションフロアをカットする
洗面所の形に合わせてクッションフロアをカットします。クッションフロアを部屋の角に押し付けながら、ステンレスの定規とカッターナイフで切ります。
排水溝の位置はバツ印にカットした後、丸くくり抜きました。
壁紙の張替え用に用意して置いた地ベラが、意外にクッションフロアのカットにとても役立ちました。
クッションフロア用接着ボンドを塗る
クッションフロアを洗面所の形にカットできたら、半分だけめくってクッションフロア用の接着ボンドを付属のクシで床に塗ります。
接着ボンドを塗ったら20~30分ほどそのままにして、ボンドをある程度乾燥させます。この工程はオープンタイムといって、少し乾燥させる方が粘着力が向上します。
クッションフロアを貼りつける
オープンタイムが終わればクッションフロアを貼りつけます。木材にタオルを巻いたものなどで、中心から外に向かって空気を押し出すようにクッションフロアと床を圧着します。
コーキング材で処理する
洗面所のクッションフロアは、クッションフロアと床の間に水が入り込む可能性があるので、端っこはコーキング材で処理します。
白いコーキング材を使うと『あとでホコリが付いて目立つ』という意見を見かけたので透明のコーキング材で処理しました。
もっと詳しい作業記事はこちら
実際に使ったのはコレ!
洗面所の壁紙を新しく張替え
洗面所の壁紙の張替えは、5つのステップで完了します。
- コンセントなどのカバーを外す
- 古い壁紙をはがす
- かべパテで下地処理をする
- 新しい壁紙を貼る
- 隅をコーキング材で処理する
壁紙張替えの準備
壁紙の張替えに必要な物を、壁紙張替え前に準備しておきます。
- 新しい壁紙
- 壁紙クロス張替え施工道具6点セット
- ハサミ
- 糸と5円玉
- シリコンシーラント(コーキング材)
- マスキングテープ
- ドライバー(マイナス)
コンセントなどのカバーを外す
コンセントや照明のスイッチのカバーをはずします。カバーの隙間にマイナスドライバーを差し込めば簡単に外すことができます。
古い壁紙をはがす
古い壁紙にカッターナイフで切れ込みを入れて、少しずつめくる様にはがします。
かべパテで下地処理をする
壁紙をはがすと、古い壁紙の薄い裏紙が壁に残ります。場合によっては、薄い紙もはがれてしまい凹んだ部分ができることがあります。
実家の場合は、10年前の業者がしたリフォームが手荒いものだったようで、コンセントの引き込み口など壁に大きな穴がいくつもありました。
壁に凹凸があるまま壁紙を貼ると浮いたりボコボコになってしまうので、かべパテで壁が凹んでいる場所を埋めて補修します。
かべパテを伸ばした後に、紙やすりで削って壁を平らにします。
新しい壁紙を貼る
- 必要な長さの壁紙を切る
- 糸と五円玉を吊るして壁紙を貼りつける
- 余分な部分をカットする
壁紙はサンゲツののり付き壁紙を選びました。真っ白な壁紙を選ぶと、経年劣化した照明スイッチなどが目立つそうで、薄いベージュのような色をチョイスしました。初心者には、壁紙の図柄を合わせながら貼るのは難易度が高そうだったので、ファブリック調の壁紙にしました。
- のり付きの壁紙が貼りやすい
- 図柄は無い方が簡単
- 真っ白は、新しい部屋に向いている
のり付きの壁紙なので、他の場所にくっ付いてしまわないように気を付けながら、必要な長さのプラス20㎝くらいでカットします。
5円玉を天井付近から糸で吊るすことで、壁紙をまっすぐに貼りつける目印にできます。1枚目は失敗してしまいましたが、2枚目からはコツをつかんで順調に貼ることができました。初めての壁紙張替えだと失敗する可能性もあるので、購入の際は余裕をもって長さを決める方が良いと思います。
壁紙を貼りつけたら、壁紙を貼るのは、壁紙貼りセットがとても便利でした。
余った部分の壁紙や、2枚重なった部分の壁紙をカットします。コンセントなどの部分は「×」印に切れ込みを入れています。
隅をコーキング材で処理する
部屋一面に新しい壁紙が貼れたら、角の部分や端をコーキングで処理します。
角の部分は白のコーキングを使い、端の部分は木があるので仕上げがきれいになるように透明のコーキング材を使いました。
もっと詳しい作業記事はこちら
実際に使ったのはコレ!
洗面台を取り付ける
洗面台の取り付けは、4つのステップで実施します。
- 止水栓を交換する
- 洗面台を仮置きする
- 洗面台の配管(給排水)をセットする
- 洗面台をネジで壁に固定する
当初、止水栓は交換しないでおこうと考えていました。が、作業を進めていると新しい洗面台の配管が短く、給水配管に届かないといった想定外のことが発生。作業途中で、配管延長をするとともに止水栓も交換しました。
トラブルに見舞われた経験から考えると、止水栓も最初から交換する流れで作業する方がおすすめです。止水栓からの水漏れのリスクも減りますし、古い止水栓(10年使用)は取り外してみると思ったより劣化しているからです。
洗面台取り付けの準備
新しい洗面台に交換するために準備するものです。
- 新しい洗面台
- 止水栓
- ドライバー
- モンキーレンチ2本
- ホールソー
- 電動ドリル
- シールテープ
洗面台の止水栓を交換する
壁から出ている配管についている止水栓を、新しいものと交換します。
元の配管が回らないようにウォーターポンププライヤーで固定して、モンキーレンチで回して外しました。
シールテープを巻いて新しい止水栓を取り付けます。止水栓は近所のホームセンターには売っていなかったので、あらかじめネットで注文しておいた方が良いと思います。
洗面台を仮置きする
新しい洗面台を設置場所に運び入れて、配管の場所を確認します。
洗面台の配管(給排水)をセットする
給水管と排水管が通る場所は、穴が開いていません。ホールソーと電動ドリルを使って化粧板に穴を開けて配管を通します。
洗面台をネジで壁に固定する
洗面台の配管が終われば、洗面台を壁に付属のネジで固定します。壁が固いので、電動ドリルにドライバーを付けて作業するのが楽です。
もしも配管が届かなかったら、ザルボというアイテムを使えば解決します。
もっと詳しい作業記事はこちら
洗面台横の壁紙が水はねでカビないように、また洗面台と壁との間に水が流れ込まないように工夫もしました。
実際に使ったのはコレ!
洗面所のDIYリフォームはDIYでできる? まとめ
この記事では「洗面所のDIYリフォーム|DIYでできる?洗面台と壁紙とクッションフロアの交換に挑戦」について書きました。
初めての洗面所のリフォームでしたが、満足できる仕上がりになっています。
洗面台からの水漏れで、ジメジメして汚かった洗面所がキレイな空間へ生まれ変わりました。しかも、費用は業者に頼むよりも15万円ほどはお得です。DIYなので、(壁の穴を埋めたり)見えない部分も手抜きせずできることもメリットです。
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