インプレッサスポーツが新車登録から8年目となり、細々としたガタが出始めています。と言ってもバランスの良い車なので不満もなく、まだ乗り続けていきたいので手入れできるところは自分で修理しています。
乗っているインプレッサスポーツには自動格納機能が付いてなかったので、新車購入時に自動格納のハーネスを設置してあります。エンジンを始動するとミラーが開き、エンジンを切りドアをロックするのに合わせミラーが閉じるようにしてあります。
それが、ある日エンジンを始動すると右のミラーだけがいつものように開いたのに、左のミラーは閉じたままになってしまいました。開閉ボタンを押しても右だけが動き、左は何の音も反応もありません。
左のドアミラーの自動格納が突然壊れてしまいました…。
毎日のように開閉を繰り返して8年そりゃ壊れても仕方ないですよね。しかし、調べてみるとディーラーでお願いすると修理費は結構高くて…込みこみで4万円弱ほどすることが判明。2日ほど手で開閉して車に乗っていましたが、助手席側のミラーということもあり、かなり面倒なので自分で修理することにしました。
ドアミラー修理はめっちゃ高い!
ドアミラーの修理をディーラーに頼んだらいくらになるんだろう?と思い調べてみると、なんと4万円弱することが判明。理由はドアミラ内部のモーターや配線が壊れていたとしても、ドアミラー一式を交換しなければならないためドアミラー1個の値段が3万円ちょっとかかり、工賃を合わせると4万弱する。
ドアミラーの修理ってこんなに高額なの⁈
インターネットでドアミラー購入
電動での自動格納が壊れてしまったドアミラーをディーラーで直すとなると片方だけで4万円ほどかかるので、ネットで販売されている中古や新古品を探して、DIYで交換することにしました。
GbunのインプレッサスポーツはGPで今のモデルよりも前のモデルになるので、状態良いドアミラーを見つけるのにちょっと苦労しました。
それでもしばらく探していると、1万円ほどで新古品をネットオークションで出品されているのを発見!さっそく落札し、手元に無事届きました。未使用品の掘り出し物を入手することができました。
- ディーラー:新品購入/3万円くらい
- ネットオークション:新古品/1万円弱くらいから
モデルにもよると思いますが、ネットオークションを利用すればディーラーでドアミラーを購入する値段の1/3以下の価格で入手できます。ただし、ネットあるあるですが購入先の評価をしっかり確認しないと、購入時にトラブルになることもあるのでその点だけ注意です。
ドアミラー交換方法
インプレッサスポーツGPのドアミラー交換は、初めてでも30分程度で完了します。ドアの内張を剥がして行うので少し大掛かりに感じる間も知れません。
ドアパネルを外す
ドアパネルの外し方は、フロントドアのデッドニングに詳しく書いてあるので参考にしてみてください。Gbunの場合はデッドニングとスピーカー交換しているのでドアパネルを外すとこんな感じになっています。
ドアミラーの取り付けボルトの位置
上の写真では分かりにくいので、デッドニング前の写真で説明します。ドアミラーは3本のボルトで止めてあり、下の写真の穴からのぞき込むとボルトが確認できます。
ドアミラーのコネクターを外す
ドアミラーの取付ボルトの位置が確認できたら、ドアミラーのコネクターを外します。新しいドアミラーと同じ青い配線のコネクターを、爪を押しながら引き抜くと簡単に外れます。コネクターを外しておかないと、ボルトを緩めた時に配線を引っ張ってしまいます。
ラチェットレンチでボルトを外す
ドアミラーのボルトは、インナーパネルのメンテナンスホールから外します。奥まったところにあるので一般的なモンキーレンチでは届かないので、ラチェットレンチをエクステンションバーで延長してボルトを外します。
一気に全部のボルトを外すとドアミラーが落下するので、様子をみながら3本のボルトを緩めます。可能であれば作業を二人で行い、ミラーを持っておいてもらうと作業しやすいです。
養生テープでミラーが落下しないように止めておくのもアリです。
ラチェットレンチは安い物でもいいので、1つあると車の色々なボルトを緩める作業性がアップする便利なアイテムです。
交換用のドアミラー取り付け
取り外しと逆の手順で交換用の新しいドアミラーを取り付けします。この時も誰かにドアミラーを持ってもらうと作業しやすいです。
新しいドアミラーを落とすとシャレになりません!
正常に作動することを確認する
コネクターを取り付け、エンジンをかけてドアミラーが正常に作動することを確認してから、外していた内張を元の位置に戻して作業完了です。
先に内張を戻してから動作確認してしまうと、ちゃんと動かない時にサイドパネルを外す必要があるので先にチェックします。
ドアミラーの修理 まとめ
格納機能が壊れて自動で閉まらなくなったドアミラーは、中のモーターやギアを交換するのではなくユニット一式交換となるのが一般的です。
ユニット一式というのはドアミラー丸ごと交換することで、ディーラーにお願いすると部品代に加えて作業台が必要になるので思っていた以上に高額になることが分かりました。GbunのインプレッサスポーツGPの場合は4万円弱くらいかかります。
そこでDIYで修理することにし、インターネットで新古品を見つけて購入して、自分で交換することで費用は部品代の1万円ほどで済みました。
ドアミラーはディーラーで修理すると思いのほか高額。
工具としてはラチェットレンチやエクステンションバーが必要ですが、1つ持っておけば色んな車のDIYシーンで活躍してくれるので便利ですよ。
作業時間は丁寧にやっても30分以内で完了。
8年目になり色々少しずつ方も目立つようになってきたインプレッサスポーツGPですが、好きな車なので少しずつ自分でできるところはメンテをしながらもう少し乗り続けたいと思っています。
メッセージをどうぞ!