初めて車のバッテリー交換をDIYでやりました。
アイドリングストップ車用のバッテリー交換は、カー用品店やディーラーでお願いするとかなり高額です。
そこで、インターネットでバッテリーを購入して自分で取り付けることにしたのですが、かかった費用は16,000円ほどで見積もりの半分以下で済みました!じつに60%OFFです。
バッテリー交換方法と注意点、さらに交換後の古いバッテリーの廃棄方法など、自分でバッテリーを変える時に役立つ情報をご紹介します。
この記事では「自分で車のバッテリーを交換する方法」について書いていきます。
自分でバッテリー交換するメリット
車のバッテリーを自分で交換するメリットは一つ、バッテリー交換にかかる料金を安くできるからです。
Gbunはオートバックスでバッテリーの交換を勧められ、見積もりをお願いするとバッテリーと工賃込みで38,500円でした。
車はインプレッサスポーツで、アイドリングストップ車です。
アイドリングストップ車は、停車の度にSTOP&GOを繰り返すのでバッテリーにとても負担をかけます。なので、アイドリングストップ車用バッテリーは大容量で高耐久な物となっています。その分、アイドリングストップ車用のバッテリーは高額です。
自分でバッテリー交換すれば、バッテリー代だけで済むのでバッテリー交換にかかる費用を抑えることができます。
実際にGbunがバッテリー交換でかかった費用は、バッテリー代の16,340円です。つまり、オートバックスで交換をお願いするよりも半額以下で交換することができました。
- バッテリー代だけでOK。交換費用が安くできる!
- オートバックス:38,500円→ 自分で:16,340円
安物のバッテリーにしたわけでなく、パナソニックのカオス N-Q100です。バッテリーはインターネットで購入すれば、良いものがかなり安く入手できます。特にアイドリングストップ車用のバッテリーは高価なことに加え、1つ20Kgほどととても重いのでネットで注文して届けてもらう方法が1番かと思います。
バッテリー交換で必要な物
まず初めにバッテリー交換するための工具など必要な物をご紹介します。
- 新しいバッテリー
- レンチ(10mm)
- 手袋
- メモリーバックアップ
新しいバッテリーの用意方法
バッテリー交換するために、新しいバッテリーを用意します。バッテリーの種類はとても多いので、ボンネットを開けて取り付けてあるバッテリーの型番号を調べ、下記パナソニックサイトで確認するのがおすすめです。
チェックする→ パナソニックバッテリー適合ページ
新しく取り付けるバッテリーが決まれば、Amazonもしくは楽天で該当バッテリーを検索してインターネットで注文します。
Gbunのおすすめは楽天のwebいちかわでの購入です。なぜかと言うと、後で説明します古いバッテリーの廃棄処分を無料でしてくれるからです。
お店の情報を見てみる→ webいちかわ店
レンチは10mmを用意しよう
車にバッテリーを固定してあるステーや、プラスやマイナスの端子は全て10mmのナットが使ってあります。
取り外したり緩めたりするのは、10mmのレンチ1本を用意すればOKです!ボンネット内のスペースが狭い車もあるので、ラチェットを別途持っていない場合は、ラチェット付きのレンチがおすすめです。
メモリーバックアップ
バッテリーを交換する時には、一時的にバッテリーを車から取り外します。バッテリーからの電源供給が止まると、車の時計やパワーウインドウ、電動シートの設定、ナビなど電子機器が初期状態に戻ってしまします。「初期設定なんてすぐできるよ」という場合は不要です。
バッテリー交換時にメモリーバックアップを取り付けておけば電気が途絶えないため、バッテリー交換後にわずらわしい電子機器類の再設定が必要ありません!
メモリーバックアップについては、後でもっと詳しく説明しています。
バッテリー交換の手順
車のバッテリー交換の手順は5つのステップです。
バッテリー交換の際は、必ずエンジンをOFFにしてから始めます。キーを差すタイプの車の場合は、キーを抜いておきましょう。
メモリーバックアップはバッテリーに直接つなぐ物もありますが、Gbunはバッテリー交換時に邪魔にならないOBDⅡに接続するタイプのカーメイト メモリーキーパーを選びました。
OBDⅡコネクタは運転席や助手席の足もと付近にあります。インプレッサスポーツは運転席のアクセルの上付近にあります。
メモリーキーパーの接続は、OBDⅡへグッと差し込むだけでOKです。
メモリーキーパーの本体をダッシュボードの上に置き、作業中にLEDライトが確認できるようにします。
メモリーキーパーを接続して、施錠せずにすべてのドアを閉めてから約3分待ちます。
左2つ(電池とバッテリーのマーク)が点灯しているのを確認してから、次の作業を開始します。古いバッテリーを外すと、左の電池マークと1番右の通電マークが点灯します。
バッテリーを固定してあるステーを外すため、2ヶ所のナットをスパナ―で外します。なお、寒冷地仕様の場合、バッテリーの外側にはカバーが付いています。
インプレッサスポーツの場合、配線を止めてあるパーツが少し邪魔ですが、このパーツは外さなくてもバッテリー交換できるのでそのまま作業を進めます。
バッテリーが固定されている留め金の先は、L字型になっていてバッテリーの下の台座の部分の穴に引っかけて固定するようになっています。
ステーのボルトを緩めて、このL時の留め金を揺らせば外れます。
- マイナス端子を外す
- プラス端子を外す
バッテリーを外す際は、必ずマイナス端子から外します。先にプラス端子を外すと感電やショートの危険があるので注意!
マイナス端子を外したら、新しいバッテリーに付いてあるキャップを被せます。新しいバッテリーはテープや布で端子をカバーしておきます。
マイナス端子が外せたら、次にプラス端子を外します。緩めるナットを間違えないように注意します。
プラス端子が外せたら、新しいバッテリーに付いてあるキャップを被せます。こうすることで感電やショートの危険性がなくなります。
マイナスとプラスの端子が外せたら、キャップを取り付けたまま持ち上げて車から降ろします。インプレッサスポーツのアイドリングストップ車用のバッテリーで、重さは20kgほどあります。
バッテリーは特に持ち手もないので、作業用のゴム手袋をつけて汗で手が滑らないようにすると持ちやすいです。
古いバッテリーを外すと台座があってかなり汚れていたので、洗ってから設置しました。
新しいバッテリー(カオス N-Q100/A)を乗せて、バッテリー固定ステーを取り付けます。
パナソニックのアイドリングストップ車用のバッテリーは元々2年保証ですが、同時にLifeWINKを購入し取り付けるとプラス1年延長が伸びます。という訳で、バッテリーと併せて購入し取り付けることにしました。
LifeWINKの詳細や取り付け方は別記事で詳しく説明しています。
LifeWINK(ライフ・ウィンク)必要?取り付け方法とメリット
- プラス端子を取り付ける
- マイナス端子を取り付ける
新しいバッテリーの取り付けは古いバッテリーを外した時と逆で、プラス端子を取り付けてからマイナス端子を取り付けます。
新しいバッテリーが取り付けられると、メモリーキーパーのLEDライトが古いバッテリーを外す前と同様に左2つが点灯します。この状態になればメモリーキーパーを外して、エンジンがかかるかどうかをチェックしてバッテリ交換は終了です。
バックアップって何?必要?
バッテリーを交換する際には、一時的に車への電気供給が止まってしまいます。
電気供給がなくなってしまうと、電子機器類が工場出荷時の初期設定に戻るため、パワーウインドウが開かなかったり、1発目のエンジン始動に時間がかかったり、ナビや電子時計、パワーシートに設定が解除されてしまいます。
初期化してしまっても自分で元に戻せる場合は、バックアップメモリーは不要です。
そこで、使うのがメモリーキーパーです。メモリーキーパーを接続することで、バッテリー交換時に電気供給をストップすることなく作業できるので、電子機器がリセットされれる心配がありません。
バッテリー端子に繋ぐタイプもありますが、GbunはOBDⅡに取り付けるタイプを選びました。使ったのはカーメイトのメモリーキーパーです。通常は黒いボディですが、Amazon限定の赤を購入しました。
メモリーキーパーは電池を使用します。電池は単4を6本です。
車への接続はOBDⅡコネクターから行います。OBDⅡは運転席や助手席付近にあり、車に搭載されているECUというコンピューターにアクセスするための物です。2000年以降に発売された車なら、どこかにOBDⅡはあると思います。
メモリーキーパーは、1個持っていればバッテリー交換が楽にできる便利なアイテムです。
バッテリーの廃棄方法
古いバッテリーの廃棄は、バッテリーを販売しているお店であれば処分してもらえます。
カー用品店やガソリンスタンドなどで、廃棄費用はだいたい500~1,000円位です。
古いバッテリーを持ち込んで有料で廃棄してもらうのも悪くないのですが、インターネットで購入すればバッテリーを無料で処分してくれるネットショップもあります。
Gbunはネットで最安値でバッテリーを販売していて、さらにバッテリーを無料で回収してくれる楽天のwebいちかわでの購入しました。
注文時に廃バッテリー無料回収を「希望する」とすると、新品バッテリーと共に佐川急便の送り状が届くので、新しいバッテリーが入っていた箱に古いバッテリーを入れて佐川急便に持ち込めば着払いで発送できます。
お店の情報を見てみる→ webいちかわ店
自分で車のバッテリーを交換する方法 まとめ
この記事では「簡単?自分で車のバッテリーを交換する方法」について書きました。
初めて車のバッテリー交換をしましたが、注意する点はあるものの作業自体は難しくなく20分ほどで完了しました。
- 取り外し:マイナス、プラスの順で端子を外す
- 取り付け:プラス、マイナスの順で端子を付ける
- アイドリングストップ車用のバッテリーは、重いので注意する
大手カー用品店では38,500円との見積もりだったバッテリー交換が、16,340円で済みました!ディーラーや大手カー用品店で交換するよりも、ネットで購入したバッテリーを自分で取り付ければ半額以下の値段で済みます。
バッテリーには種類が色々あるので、新品を購入するときはこの点を参考にしてくださいね。→新しいバッテリー用意の方法
バッテリー交換はやっぱりちょっと怖いと思ったり腰が悪い場合は、無理に作業しない方が良いです。そんな時は、購入だけネットでやって専門の業者さんに頼めばOKです。それでも安上がりですよ!
- ネットでバッテリーを買う
- 取り付け工賃の安いお店を探す
近くのお店にwebで問い合わせて、一番安く取り付けてくれるところに依頼することができます。
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