車のDIYが好きなGbunは、先日アイドリングストップ車(インプレッサスポーツ)のバッテリー交換とLifeWINKの取り付けをしました。
バッテリー交換を自分でするまで、LifeWINK(ライフウィンク)というアイテムを知りませんでした。
調べてみると、LifeWINKを取り付けすれば、バッテリーの状態を可視化して知れるだけでなく、アイドリングストップ車用のバッテリー(カオスシリーズ)の保証が1年延長されます。
LifeWINKを取り付けるとメリットがあると思ったので、今回初めてバッテリーの交換に併せてLifeWINKを購入して取り付けてみました。
この記事では「LifeWINK(ライフ・ウィンク)必要?取り付け方法とメリット」について書いていきます。
LifeWINKってなに?バッテリーに必要?
LifeWINKは、パナソニック製のバッテリー寿命判断ユニットです。バッテリーに取り付けすることで、外観では判りづらいバッテリーの状態をLEDライトの点灯で知ることができます。
バッテリーの状態をLEDで確認できるのでバッテリーの交換時期が分かり、バッテリー上がりなどのトラブルを防ぐことができます。
ちなみに、JAFの会員でないならバッテリー上がりでのロードサービスを読んだ場合、費用は13,000円以上かかります。
LifeWINKはバッテリー交換時期が分かるだけでなく、充電不足や車両故障などバッテリーに関係する不具合もLEDでお知らせしてくれます。
- バッテリーの寿命(交換時期)
- 放電での充電不足
- 車の充電系の故障
LifeWINKを取り付けておくことで、ディーラーやカーショップに行かなくてもOK!自分でバッテリーの調子を簡単に確認できるようになります。
アイドリングストップ車用
通常車用
LifeWINKを取り付けできる条件
LifeWINKを取り付けできる車は、標準車(充電制御車)・アイドリングストップ車・ディーゼル車です。逆に、LifeWINKを取り付けできないのはバッテリーを2個搭載している車、24ボルトの車です。
さらに、取り付けには少し注意が必要です。
新品のパナソニック製のバッテリーに使用する
バッテリーとLifeWINKは同一店で購入する
他社バッテリー、中古バッテリーには使えない
パナソニック製 カオスのバッテリーと一緒にLifeWINKを購入しました。
LifeWINKは、新品のパナソニック製のバッテリーに取り付けます。つまり、新品のバッテリーに交換するタイミングで取り付けることになります。これは、新品時のバッテリーの状態を記録し、そこからの劣化を計測するからです。今取り付けてある使用中のバッテリーには使用できません。
また、パナソニック製のバッテリー専用の設計のため、他社のバッテリーの場合、寿命判定が正しいのか怪しいので、パナソニック製のバッテリーを使うのが無難です。
アイドリングストップ車用バッテリーが延長保証に!
LifeWINKにはカオス製品保証延長キットという、アイドリングストップ車用のバッテリーの保証が1年延長されるキットが販売されています。
キットの内容はLifeWINKと保証延長シールとなっており、カオス アイドリングストップ車用のバッテリーと同時に購入し、LifeWINKを取り付けることで通常のバッテリーの延長2年にプラス1年延長が付きます。
- カオス アイドリングストップ車用のバッテリーとカオス製品保証延長キットを同時に購入
- バッテリーとLifeWINKを取り付ける
- バッテリーの保証書に1年延長シールを貼る
アイドリングストップ車は、信号待ちなどの度にエンジンの始動と停止を繰り返すのでバッテリーにかなり負担をかけます。
アイドリングストップ車用のバッテリーは高額という点を踏まえてみても、専用のLifeWINKを取り付けることで1年延長保証が受けられるのは、かなりメリットがあります。
LifeWINK単品で購入するのと、1年延長付きのLifeWINKとは価格的に違いはないので、アイドリングストップ車に乗っているなら1年延長が付いたキットがおすすめです!
LifeWINKのデメリットはある?
LifeWINKは停車中もLEDが点滅しています。このことをデメリットと感じるかもしれません。
停車してるのにLEDが点灯してるなんて、「バッテリーの寿命を縮めるんじゃないか?」と思ってしまいますよね。しかし、停車中はLEDの点灯が緩やかになり消費電力を減らしますし、パナソニック製のバッテリーのために作られたアイテムなので、そこまで心配する必要はなさそうです。
それに、LifeWINKは停車中のバッテリーの電力消費も記録しています。たとえばライトの消し忘れがあったから、バッテリーが上がってしまってるので充電が必要なだけですよ。と教えてくれます。
Gbunの車の場合は、カーセキュリティーを付けているので、そちらの方がLifeWINKよりも停車中のバッテリーの電力用費が大きいです。
最近では駐車中でもドライブレコーダーの録画をONにしている車も増えていますし、LifeWINKの消費電力に比べれば、セキュリティーやドライブレコーダーの監視システムの方がはるかに電気を食います。
簡単?LifeWINKの取り付け
LifeWINKはバッテリー交換時に、新しいバッテリーに取り付けします。
バッテリー交換方法については専用記事で詳しく紹介しているので、ここではLifeWINKの取り付けだけをご説明します。
LifeWINKはバッテリー交換と同じ手順と同様で、エンジンは必ずOFFにして作業します。
古いバッテリーを外して、新品のパナソニック製カオス バッテリーを乗せます。
配線が届く位置で、LifeWINK本体を付属の両面テープで固定します。
バッテリーのプラス側にLifeWINKのプラス端子(赤)を取り付ける。バッテリーターミナルは柔らかい金属でできているので、ナットをきつく締め過ぎないように注意。
LifeWINKのマイナス端子(黒)をバッテリーターミナルのマイナス側に固定する。
取り付けた直後は、一番右の緑色のLED1つだけが点灯しています。これは故障やエラーではなく、初期状態です。
エンジンを始動して、パワーウインドウの開け閉めやライトの点灯など、電気を使う動作をすればLifeWINKは下記動画のように正常に点灯します。
バッテリー交換時にメモリーキーパーを利用したので正常にLEDが点灯するまですぐでしたが、LifeWINKの最初の学習に時間がかかる場合は、2週間ほど緑のライトが点灯したままの時もあるようです。
メモリーキーパーの必要性については、バッテリー交換方法の記事で詳しく説明しています。
LifeWINKは再利用やリセットはできる?
一度使ったLifeWINKは、他の車や取り付けていたバッテリー以外の物には使用できません。
新品のバッテリーの状態を学習して、そこからバッテリーや車の状態を解析するため、一度利用したLifeWINKは再利用できません。再利用したとしても、LEDの値が正しくなければ意味をなさないものなので、バッテリー交換の度に新しいものに交換する方が安心です。
特にアイドリングストップ車用の1年保証は、パナソニック製のバッテリーと同時購入でないと保証延長が受けられないので、再利用するメリットはありません。
LifeWINKはバッテリー交換時に新品に交換することで、正確に作動します。
LifeWINK(ライフ・ウィンク)について まとめ
この記事では「LifeWINK(ライフ・ウィンク)必要?取り付け方法とメリット」について書きました。
LifeWINKをバッテリー交換時に取り付けておくことで、バッテリーの寿命を知ることができます。バッテリーのトラブルは車の故障で多いのですが、万が一外出先でJAFを呼んだら1万円以上のお金が飛んでいきます。
また、バッテリーがただ単に充電不足なのにムダに新品に交換してしまうことも、LifeWINKを取り付けることで防げます。
アイドリングストップ車はバッテリーが他の車より高額で、ストップ&ゴーを繰り返すのでバッテリーへの負荷が大きいです。LifeWINKと1年延長保証が付いたキットを付けることで、通常2年の保証が3年へ延長できるので付けることのメリットは大きいです。
アイドリングストップ車用
通常車用
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