実家のトイレのリフォームをDIYでやろう!と思い立ち、実際にプチリフォームをした話です。
トイレのリフォームをしようと思ったのは、DIYで洗面所のリフォームをしたことでトイレだけが古いイメージが増したからです。(リビング・キッチン・お風呂場はプロの方にお願いしてリフォームをしています。)
トイレのリフォームの全体の内容は、この記事で書いている➀壁をペンキで塗装と、②タイルの断熱処理して床をクッションフロアにする の2つの項目です。
トイレの便器も新しいものに交換しようと思ったのですが、トイレは以前業者に頼んで入れ替えてもらったことがあり、まだ10年も使っていない&当時とても高価なトイレを設置したということで却下されました。
この記事では、トイレの壁をペンキを塗ってイメージチェンジしたことについてご紹介します。ペンキ塗りは失敗しそうでドキドキしますよね?一度塗りの段階ではムラになっていたので、正直『失敗したかも…』と弱気になっていたのですが、結果DIYでもキレイにペンキを塗ることができました。
タイルの床をクッションフロアにした記事はこちらです。
トイレの壁が変身!ビフォーアフター
実家のトイレは下半分がタイル、上半分が板材の壁になっています。
DIYプチリフォームでは、上半分の板の部分をペンキで塗装して、白い壁にイメージチェンジをしようと思います。
ペンキを塗る前
木の色も良かったのですが、色が濃いのでちょっとくらい雰囲気でした。
ペンキを塗った後
コーナーにある濃い色の木材を元の色で残したので、白い壁のアクセントになっていて気に入っています。
トイレので壁にペンキを塗る準備
壁にペンキを塗る作業はGbunにとって初めてでしたので、まずは何を準備すればよいかを調べました。
用意した物は4つです。
- マスキングテープ
- 水性ペンキ
- 刷毛
- コテバケ
水性ペンキ
水性ペンキを使えば、ペンキのニオイが油性ペンキに比べて少ないので、トイレなどの狭い空間でも不快感がめちゃくちゃ少ないです。
トイレの壁を白くしたかったのですが、真っ白だと新品でない壁のタイルとトイレが浮いてしまうので、ミルキーホワイトを選びました。
水性ペンキでミルキーホワイトとなると、アサヒペン 水性多用途EX 3L ミルキーホワイトがぴったりでした。ミルキーホワイトは真っ白に近いですが、青白い白とは違って少しクリームイエローが入っている温かみのある色です。アイボリーよりは白いです。
刷毛とコテバケ
壁の端っこなど細かい部分と、凹凸を塗るための刷毛と広い面を塗るためのコテバケを用意しました。
刷毛はアサヒペン ペイント刷毛 多用途用ハケ 70mmを使いましたが、もう少し小さなタイプの方が使いやすいと感じました。あとでペンキを塗る作業の所で詳しくご説明しますが、ペンキを塗るトイレの壁には凹凸があり、もう少し小さめの刷毛の方がスムーズに作業できたように思いました。
ペンキを塗るのにおすすめなのが、ハンディクラウン ワンタッチコテバケ INNOVA 150mmです。コテバケは、初心者の場合は特にローラーよりもムラなくきれいにペンキが塗れる道具です。
茶色い板に白いペンキを塗るため難易度が少し高い作業でしたが、初めてでもコテバケのおかげでキレイに塗ることができました。本当にめちゃくちゃおすすめのアイテムです!
マスキングテープ
DIYでは何かと役に立つアイテムの3M マスキングテープ。マスキングテープを使って、ペンキがついては困る場所を養生します。
壁にペンキを塗る方法
トイレの壁にペンキを塗る手順は3つです。
トイレの壁がニスなどが塗られている場合は、紙やすりで下地処理する必要があります。実家のトイレの壁は塗装がされていなかったので、そのままペンキを塗ることができました。壁紙の場合、撥水しないようならそのまま上からペンキで塗ることができます。
ペンキが付かないように養生する
ペンキを塗る前に、色を付けたくない部分をマスキングテープで養生しました。
トイレは空間が狭いので、すべて一人での作業になります。脚立に上って養生するだけでも時間が結構かかりました。
壁に1枚目のペンキを塗る!一度塗り
ペンキの蓋はしっかり締まっているので、一周ぐるっとマイナスドライバーでフチを少しずつこじ開けました。
すぐに捨てられるように、空き箱にビニール袋を被せたものをパレットとして利用しました。
トイレの壁は段差があって、そのまま塗ると窪んでいる部分にペンキが入らないのですっごく苦労しました。
もしも壁に溝がある場合は、細い刷毛を使う方が塗りやすいと思います。今回は70mmの刷毛を使って溝を塗りつつ、コテバケで広い面を塗っていきました。
水性ペンキは水で薄めることができるので、少し水を入れて伸びが良いようにして溝を塗りました。
一度塗りだと、下の板が茶色でペンキが白なのでムラがかなりあります。
トイレの壁のペンキ塗りは面積の割に重労働です。スペースが狭い場所で、脚立に乗りながらなので大変でした。
ペンキを重ね塗り!二度塗り
重ね塗りする場合は、先に塗ったペンキが完全に乾燥してからにします。完全に乾かないうちに塗ると、ムラになったりデコボコになったりしてしまいます。
重ね塗りは、完全に乾いてからにしましょう!
もしも乾いていないのに塗ってしまって失敗したら、濡れた雑巾で拭けば水性ペンキなので乾いていなければ取り除くことができます。乾いてしまっても、最悪サンドペーパーで擦ってからペンキを塗りなおせば修正できます。
アサヒペン 水性多用途EX 3L ミルキーホワイトの標準塗回数は2回ですが、二度塗り後もまだ板の色が透けて見える部分があったので、三度塗りすることにしました。
板の色が濃いですいし、選んだ色がミルキーホワイトなので二度塗りではムラが残っています。
壁にペンキを塗る|三度塗りでキレイに仕上がった!
二度塗りでは下の板の色が見えてムラになっていましたが、三度塗りをするとキレイに仕上がりました!(写真、奥の壁は二度塗りの段階です。)
窓についていた棚板もミルキーホワイトに塗装しました。
養生を外せば完成!
三度塗りして完全に乾いた後、養生テープが剥がせるようにカッターナイフで養生テープに沿ってペンキに切れ込みを入れました。そのまま剥がそうとすると、養生テープが破れたりペンキが剥がれそうになったりしました。
カッターナイフでペンキに切れ込みを入れてから養生テープをはがすと、キレイにテープが剥がれました。
ペンキはどれくらい必要?用意する量は?
どれくらいペンキが必要かわからなかったので3リットル缶を購入しましたが、ペンキを塗ったのは3面だったので1.6リットルでも足りたかもしれません。
規格 | 【2回塗り】 |
---|---|
1/5L | 1.1~1.4㎡(タタミ0.7~0.9枚分) |
0.7L | 4~5㎡(タタミ2.4~3.0枚分) |
1.6L | 9~11㎡(タタミ5~7枚分) |
3L | 17~22㎡(タタミ10~13枚分) |
7L | 40~50㎡(タタミ24~30枚分) |
14L | 80~100㎡(タタミ48~60枚分) |
ペンキってキレイに塗れる?DIYでトイレの壁を白に! まとめ
この記事では「トイレのリフォーム|DIYで壁に白いペンキを塗る」について書きました。
初めての壁のペンキ塗りでしたが、アサヒペン 水性多用途EX 3L ミルキーホワイトとハンディクラウン ワンタッチコテバケ INNOVA 150mmを使うことでキレイに塗装できました。
塗ったところが濃い色をした板材だったので、通常の二度塗りよりも多い三度塗りでキレイに仕上げることができました。
トイレの壁のペンキ塗りは狭い場所で、脚立に乗って不安定な作業になるので実施する場合は気を付けてくださいね。また、水性ペンキなので臭いは少ないですが、窓を開けたり換気しながら作業するのをオススメします。
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