和式を寝室にしている両親に、すのこベッドを制作した話です。と、言ってもDIY初心者の時に作った超簡単なすのこベッドです。
実家の父と母は、長年畳の上に薄いマットを敷いて、さらにその上に布団を敷いて寝ていました。ただ、畳の経年劣化とともに、父と母も歳を取りつつあり、ベッドの方が楽かなと話していたそうです。
そんなある日、東京に住む弟から超巨大な荷物が到着しました。荷物はマットレスだったのですが、このマットレスさえあれば、すのこベッドは簡単に作れます!
この記事では「DIYで超簡単にロータイプのすのこベッドを作る方法」をご紹介します。
巨大な高反発マットレス|弟からの贈り物
母から電話があり、弟からスゴイ大きな荷物が届いていてマットレスが来たんだけど、大きくて重いから二階の和室兼寝室へもって上がるのを手伝ってほしいとのこと。
実家に行ってみると、玄関が巨大な荷物で埋まっていました。丸めて圧縮されたマットレスが2つ、玄関を塞いでいる、ちょっと笑える状態。
両親はともに背も高く、昔から1人ずつセミダブルサイズの布団に寝ています。ということで、届いたマットレスもセミダブルが2つ。包装されているし中々の迫力です。
二階へ運び、開封するとマットレスがボワッと膨らみ、梱包されていたサイズがとても小さかったことを知りました。二つ並べると、布団の時とは違いかなりの迫力。寝っ転がると、とっても気持ちがいい。本当にとても良いマットレスです。
DIYですのこベッドを作るのは簡単!
しばらくすると、再び母が畳の上に直にマットレスを引いているので、湿気が畳にこもってしまうので”すのこ”を敷きたいということに。しかし、セミダブルの大きさのマットレスを受けられる、ちょうどいい市販の”すのこ”は見つかりません。
ということで、DIYで作っちゃうことにしました。市販の”すのこ”よりも丈夫で長く使える”すのこ”ベッド作成です!
- SPF 1×4材:240cm、15本
- SPF 2×4材:240cm、10本
- コーススレッドクリュー:2パック(1パック95本)
- 紙やすり
まずは、外で材料をカットしてやすりをかけました。組み立ては室内の設置場所で行いました。
この時は丸ノコを持っていなかったので、ジグソーでカットしました。
ジグソーを使えば、のこぎりを使っての手作業よりは、ずいぶん楽で速いです!
SPF 2×4材をフレームにして、SPF 1×4材を張っていきます。
すのこは1つのベッドで2分割するようにしました。分割することで、解体せずとも1階にいずれ持って降りれるようにしています。幅120cm長さ100cmのすのこを、4枚作成しました。マットを置いても、すのこの下にはスペースがあるので、心配なら防虫剤を置くこともできます。
コーススレッドスクリューで、1枚ずつ 1×4材を固定します。作業は手持ちの電動ドリルを使用しました。普段は木工で使用していますが、波板の張替えでも大活躍してくれたアイテムです。
台風に備えて、波板張替えした記事はこちらです。
すのこは2枚で1つのマットレスに対応しています。材の誤差はありますが、マットが乗ればいいということでご愛敬。
仕上げ!ヘッドレスト兼 小物置きを作る
”すのこ”とマットレスを合わせると、高さが20cmほどになります。
今までは、枕付近の畳の上に目覚まし時計や、眼鏡・本や照明などを置いていましたが、そこに置くと寝ていると手が届きにくいし目覚ましは見えません。そこで、枕が落ちるのを防止しつつ、ちょっとした物が置けるようにヘッドレストを作ることにしました。
余った材で作ることにしました。セミダブルベッド2つ分の長さを作ってしまうと、窓の開閉がしつらいため少し小さく作りました。
両親も喜んで使ってくれているので、作った甲斐がありました。
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