スキャンティークのソファーを購入してから9年近く経ち、ソファーのへたりがかなり気になる状態となりました。長く座るとお尻や腰が疲れるように感じ、思い切ってDIYでソファーの中のウレタン交換に挑戦しました。
いざウレタンを交換してみると、座り心地は雲泥の差!大満足の結果です。ソファーのウレタン交換は難しくなく、DIYでも十分可能です。
ソファーのウレタン交換はDIYでもできました!
この記事ではDIYで、布張りのソファーのへたりを修理した方法とレザー(合皮)のソファーを修理した方法の二つを紹介しています。ご自宅のソファーの修理のヒントになれば嬉しいです。
布地のソファーのへたりを修理する方法
スキャンティークのソファーは別売りで、換えクッションが販売されているのですが35,000円を超えるお値段で、ちょっとお高く今回はDIYでウレタン交換してみることにしました。
わが家で愛用しているのは、スキャンティークのKONISKA 2人掛けソファーです。カバーの替えは2セット購入していたので、今でもキレイに使えているので、座面のウレタンさえ復活してくれれば言うことなしです。
チーク材のソファーなので、ウレタン以外は丈夫でまだまだ使えます!
スキャンティークで新しく換えクッションを買うと35,200円かかりますが、DIYだとかかった費用は12,000円ほどで済みました!かかった費用ももちろん重要ですが、好みの座面の硬さや弾力にできるのもDIYの良いところです。
- 換えクッション:35,200円→DIYで12,000円でできた!
- 自分好みの硬さや弾力の座面にできる!
交換用のウレタンスポンジを準備する
ソファーのウレタン交換のために、新しいウレタンを準備します。Gbunは楽天のスポンジクッションのソフトプレンで注文して用意しました。必要な大きさを量り売りしてくれるので、必要なサイズのスポンジを購入することができます。
必要な大きさのウレタンを購入できるので便利でした。
- 少し硬めのウレタンチップスポンジ
- 柔らかい高弾性ウレタンスポンジ
- スポンジ用ボンド
せっかくなので2種類のウレタンスポンジを貼り合わせて、座り心地をワンランクアップすることにしました。
布性のソファーのウレタン復活方法
最初にする作業は、届いたウレタンスポンジをボンドで貼り合わせることです。ウレタンスポンジと一緒に注文して置いたボンドで2種類のウレタンスポンジを貼り合わせます。
ウレタンスポンジにボンドを塗ります。端の方をしっかり塗っておけば、中の方はある程度感覚が空いていても大丈夫です。
使ったボンドはとても粘着力が強いので、1度でしっかり位置を決めて貼りつけます。しっかりくっ付けるために1日かけて乾燥させました。
ニオイがするので外で作業するか、窓を開けるのがオススメです。
スキャンティークのソファーのカバーは簡単に外すことができます。カバーを外すと薄い布に包まれたウレタンスポンジが入った出てきます。
薄い布袋は手縫いのような解ける部分が1ヶ所あるので、そこの糸を解きます。古いウレタンスポンジを取り出して、新しいウレタンを入れます。この薄い布にウレタンスポンジを入れないと、カバーを装着しにくいので薄い布は廃棄せずに再利用しました。
手縫いで薄い布の開いた部分を閉じます。
薄い布に入れたウレタンスポンジを、カバーをかけてソファーに戻せば完成です。
こんなに違う!ソファーの中身のウレタンスポンジ
スキャンティークのソファーは、軽く10万円を超えるソファーなのですが、ウレタンスポンジの交換で中身を見てみるとビックリ!中のウレタンはお世辞にも良いとは言えないものでした。
ソファーのカバーを外すと、ウレタンスポンジが薄い布に包まれています。手縫いのような部分があるので、そこの糸を解けば中のウレタンが現れました。
中身のウレタンはちょっと残念な感じでした。
スキャンティークのウレタンスポンジは、1種類。そのウレタンに綿のような物が薄く巻き付けてある構成でした。今回入れたウレタンスポンジは、少し硬めのウレタンスポンジに高弾性の柔らかいウレタンスポンジを貼りつけたものです。
1つ修正点があるとすれば…
完成してみると、座面はとても座りやすくなったのですが、カバーが少しあまる感じでボリューム感が減りました。カバーのサイズ通りのウレタンスポンジの大きさだと、パンパン感がなくなってしまうことが分かりました。
スキャンティークのソファーの座面のウレタンは、柔らかいタイプの物を押し込んでパンパンにしてあるので、同じようにパンパンに膨らんだ状態にするには、Gbunが購入したよりも縦横奥行きともに2センチずつ位ウレタンサイズを大きくするか、元のスキャンティークのソファーのように綿のような物でウレタンスポンジを包むのが良いと思います。
座り心地は最高です!
見た目がフワフワのソファーの場合は、ウレタンのサイズに注意です。
- 少し硬めのウレタンチップスポンジ:横60✕奥60✕高さ5センチ
- 柔らかい高弾性ウレタンスポンジ:横60✕奥60✕高さ5センチ
Gbunの場合ちょっと小さかったので、スキャンティークのソファーの場合は、ウレタンスポンジのサイズは62✕62✕12センチくらいでいいと思います。ボリューム出すためには綿を使うのも良いと思います。
見た目のボリュームは減ったのですが、座り心地は抜群に良くなりました。長時間座ってもしっかり腰が支えられているので疲れないし、チークのフレームの底突き感もありません。
レザー(合皮)ソファーの修理方法
修理のビフォーアフター
修理前
修理するのは3人掛けと2掛けのレザー調のソファー。肘置きや背もたれはボリュームがあるのに、座面は中のウレタンがヘタってしまっていてボリュームがありません。
ソファーというよりも座布団状態です。
修理後
修理後は座面のボリュームも購入時の時のようにアップし、座り心地もとっても良くなりました。背もたれと肘置きとのバランスも整いました。
座り心地も抜群に良くなりました!
レザー(合皮)ソファーのへたり復活手順
ソファーの構造をチェックしてどこからウレタンを入れるのか?ファスナーが付いているので塩の場所を探します。このソファーの場合は、クッションの隙間に手が痛いぐらい突っ込むとファスナーの取り付けてある場所を発見しました。
ファスナーを開けると座面の構造が分かるので、へたってしまっているウレタンの位置を確認します。緑色の部分がウレタン図ポン寺で、めくり上げている部分には綿が入っていました。
構造的にへたったウレタンがきっちり入っているので、取り出して新しいのと入れ替えるのは難易度が高くなるため、古いウレタンの上に新しくウレタンを追加する方法を選択しました。
追加するウレタンは、短期間しか使っていないアイリスオーヤマの高反発マットレスがたまたま廃棄予定だったので、それを使用しました。8センチあるウレタンのマットレスです。
ウレタンスポンジは布張りのソファーの修理の時のように購入することも可能です。
新しく入れるウレタンスポンジは、座面より約6センチ小さくカットしました。最初3センチほど小さめにカットしたところ、パンパン過ぎて入れ込むことができませんでした。
少し小さくカットしたウレタンスポンジを、へたってしまったウレタンの上に重ねます。へたっているとはいえ通常は結構膨らんでいるウレタンスポンジの上に、高反発の厚みのあるウレタンを押し込んでいくので結構大変です。
ウレタンを追加しているので、パンパンになっているのでファスナーを閉めるのは一苦労!ですが、大変であるほどフカフカのソファーへと復活します。
誰かに協力してもらい、ウレタンを抑え込んでもらっている間にファスナーを閉めていくと比較的作業がスムーズです。
このマットレスを入れ込みました!
座面が落ち込んだ二人掛けソファーも復活
二人掛けソファーも同じ要領でウレタンを追加しました。二人掛けソファーは真ん中が落ち込んでしまっていましたが、
真ん中が落ち込んでしまっていましたが、3人掛けソファーと同じ手順で高反反発ウレタンを追加することで、完全復活しました!
汗だくになり作業しましたが、その甲斐あります。
ソファーのへたり修理はDIYでOK!まとめ
ソファーの座面のウレタンがヘタってしまってきた場合、DIYでウレタン交換すればOKです。布張りのスキャンティークのソファーでウレタン交換はとても簡単でした。
また、広範囲紹介したレザー調の取り外しできないタイプの座面でも、よく探すとファスナーがあったりするのでそこからウレタンの交換ができます。
DIYでウレタンスポンジ交換すれば、価格的にも業者に依頼したり買い替えたりするよりも安価に済ませることができます。さらに、自分の好みのウレタンスポンジを使うことができるので、座面の硬さや弾力性も自由に設定することができます。
Gbunはヘルニアになったことがあるのですが、柔らかすぎるソファーで腰に負担がかかってしまう場合にも、ウレタンスポンジの交換は有効でした!
今回使ったのはコレ
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