庭に使って分かった!固まる土のデメリットとメリット

固まる土で雑草対策

実家の庭の雑草対策として、通路部分に固まる土を利用しました。施工もDIYで取り組みましたが難しくなく、除草剤よりも安全でセメントで固めてしまうよりも自然で大満足です。

雑草は見事に生えてきません!犬が庭に出ても大丈夫なように除草剤の使用を控えていたため、雑草は手作業で抜いていましたが…その作業から解放された母が喜んでいます。

Gbun

実家の庭にDIYで固まる土を施工したところ、めっちゃ良かったです。

目次

固まる土って何?じつは種類も色々

固まる土は土にセメントや凝固剤を混ぜてあり、土を敷いてから水をかけることで固まります。雑草対策や景観改善、雨でドロドロのわだちができてしまうのを防ぐことができます。

  • 雑草対策
  • 景観の改善
  • 土がドロドロになる場所の改善

固まる土は色々と種類があって、本当にセメントが入っている物や、車が通っても大丈夫なくらいガチガチに固まるタイプ、強度は劣るけれどセメント不使用の物もあります。

使用場所や用途に応じて、固まる土の種類を選んだ方が良いと思います。

固まる土にも色んな種類がありますよ!

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固まる土のデメリットとメリット

固まる土は『土』ということでコンクリートやモルタルとは違った、デメリットとメリットの両方があります。

固まる土のデメリット

デメリットは、コンクリートやモルタルと違って経年劣化することかと感じています。

土としてのメリット部分でもあるのですが、固まる土はハンマーなどで叩くと割ることができます。重い物が頻繁に通る場所や、一点集中で圧がかかるような場所では、固まる土はコンクリートなどより早くひび割れたり、削れてミゾができたりします。壊れた所は、少量の固まる土を購入して補修することは可能です。

また、購入する土の量にも注意が必要です。

固まる土は薄敷きだと効果がなく、3センチ以上敷く必要があるので結構袋数が必要です。面積が広いと購入する土の量も多く重労働です。Gbunはネットで購入し、自宅前まで配送してもらいました。

  • コンクリートやモルタルよりも経年劣化する
  • 厚敷きになるので結構量が必要

固まる土のメリット

メリットは、DIYで施工しやすいことが一番です。庭や通路など広い範囲を施工するとなると、セメントだとプロの様に平らにしたり水たまりができないように勾配を付けたりするのは困難です。

固まる土だと、土を敷いて馴らしてから水をかけるので施工しやすいです。さらにコンクリートと違い雨水を通過させるので多少凸凹になってしまっても水溜りになりません。

さらに通常、土の部分をコンクリートで固めてしまうと日中の日差しで暑くなってしまいますが、固まる土は『土』なので熱が籠ってしまう心配もありません。

  • DIYで施工しやすい
  • 水を通すので水溜りができにくい
  • 直射日光の熱を溜めにくい

選んだのはコレ!土に戻せる固まる土

実家では花壇の近くで使うこと、飼い犬にも安心、土に戻せることを考慮してマグナイト*(旧品名/現在:マグネッシー)を使うことにしました。まずは、お試しで8袋注文して使用しました。使ってみて気に入ったので、後日2回に渡って追加注文しまし、合計24袋ほど使用しました。

*旧品名はマグナイトでしたが、現在はマグネッシーにリニューアルされました。従来は20Kg入りで重かったのですが、現行品は10Kgの袋となっており扱いやすくなっています。

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固まる土(マグナイト)
以前は20Kg入りでした
選んだ理由
  1. 花壇の近くで使う
  2. 飼い犬に安全
  3. 土に戻せる=廃棄に困らない

廃棄に困らない

マグネッシーはセメント不使用で天然成分だけでできています。そのため、使用を止める際にはハンマーで砕けば元の土に戻せます。セメントを含んでいる物だと、割った後に廃棄処分が必要になりますがその手間がありません。

何年か経過して廃棄したくなった時、重いゴミを運ばなくて済むのはかなり助かります。

天然成分で犬や植物に安心

固まる成分が天然成分からできていて安心なのも選んだ理由です。海水と石灰石から抽出されたマグネシウムで固まるため、花壇の側で使うことができます。

また犬を庭に出す時があるので、除草剤と違い固まる土なら安心して使えました。

庭に固まる土を施工した様子

花壇の縁石の隙間から生える雑草に手を焼いていたので、まず最初にお試しで花壇の縁石の周りに固まる土を使ってみました。そして効果を実感したので、庭の色んなところを固まる土で施工しました。

庭のメインの部分は、景観にも配慮したかったので防草シートを敷いて人工芝を張りました。

Gbun

とっても満足度の高い仕上がりで、ノーメンテでとっても楽です。

花壇の縁石の雑草対策

まず初めに固まる土を施工したのは、花壇の垣根の部分です。石で花壇を囲っているのですが、その石の隙間から生えてくる雑草がめちゃくちゃ抜きにくという問題を解決すべく、お試しでまずここに固まる土を使ってみることにしました。

結果は大成功で、石の間から生える草に困ることがなくなりました!

Gbun

雑草が全く生えなくなりました!

左が施工前、右が施工をしている状態です。まず石をのけて草を抜き、余分な土を取り除いて固まる土を入れています。

花壇の垣根に固まる土
花壇の垣根に固まる土

溝を掘って固まる土を入れてから、石を並べて再度固まる土で石の隙間を埋めています。その後に水をかければ完成!

花壇の縁石からの雑草対策
花壇の縁石からの雑草対策

これで固まる土の効果が分かったので、一気に色んな所へ施工していきました。

駐車場の周りのスペース

駐車場自体はコンクリートで作ってあるのですが、その駐車場の周りのスペースに固まる土を使いました。

雑草が生えなくなるメリットの他に2つも良いことがありました!1つは、ホースを使った時に泥でベタベタにならなくなったこと、2つ目は駐車中の車が雨は土埃で汚れることが減りました

こんなメリットがあったよ
  1. 雑草が生えない
  2. ホースで水を使ってもドロドロにならない
  3. 駐車中の車の汚れが減った

駐車場周りの施工前は、真砂土がむき出しの状態でした。

駐車場周りの固まる土を施工前
駐車場周りの固まる土を施工前

固まる土を施工したところは丁度、水栓があってホースを巻いたりする場所なのですが、使用後のホースはいつもドロドロになって扱いにくい状態でした。それが、固まる土を敷いたことでドロドロになることがなくなり、花の水やりや洗車が快適になりました。

固まる土を施工後、ドロドロにならなくなった
固まる土を施工後、ドロドロにならなくなった

施工の様子

大きな石や雑草を取り除いて、下地を作り3~5㎝程度固まる土を敷いていきます。

下地を整えます
下地を整えます

レンガの隙間など、雑草が生えてきそうな場所は一度レンガや石をのけて念入りに敷きつめました。木やバラが植わっている株本は空間を開けて、少しでも雑草が生えにくいように後日化粧石を敷き詰めました。

草が変えてきそうな場所は隙間なく敷く
草が変えてきそうな場所は隙間なく敷く

じょうろやシャワーでたっぷり水をかければ自然に固まります。水の量が少ないと固まり方キレイにならず不自然になるので、しっかりと水をかけるのがポイントです。

一晩で固まるのですが、念のため2日間上を歩かないように気を付けました。

水をかけると固まる
水をかけると固まる

家の裏の通路にも施工しました。日にちを分けて施工すると色が違ってしまったので、見た目を良くするには敷きたい所は一気に施工する方がいいです。ただ、日数が経ってくると段々と同じ色に落ち着いてきました。

施工日を分けると色に違いが出ます
施工日を分けると色に違いが出ます

1ケ月前に施工した部分と継ぎ足しした部分。色の違いはこの時点ではハッキリしていますが、ほぼほぼ同じ色になりました。

6月下旬ですが、1ケ月前に施工した部分からは雑草が1本も生えてきていません!木の根元は固まる土を使用せず、化粧石を敷いて少しでも雑草が生えないようにしました。

固まる土で庭を施工した部分
固まる土で庭を施工した部分

雑草が抜きにくい場所に施工するのも便利です。

父が家庭菜園をしている近くは、固まる土を使わなかったのですが、雑草が抜きにくいポイントだけは固まる土で雑草対策しました。

室外機の下から生えてくる雑草は、しゃがんで手を伸ばしてひっこ抜くのが手間でしたが、固まる土を施工後は全然生えてこなくなりました。

草を抜きにくい場所にポイントで使うのもアリ!

草が抜きにくい場所に施工するのも良いですよ
草が抜きにくい場所に施工するのも良いですよ

庭に固まる土を使ってみて まとめ

固まる土にも種類があり、セメントが入っていてめちゃくちゃ硬くなるものや、自然素材だけで固まるものなどがあります。

今回使ったのは、天然素材のマグネシウムで固まるタイプです。庭で犬を遊ばせたり、花壇があるのでそのタイプを選びました。1番のメリットは廃棄する際にハンマーで砕けば土に戻るから、つまり廃棄する必要がないのが大きな利点です。

★選んだのはコレ★

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  • DIYで施工しやすい
  • 水を通すので水溜りができにくい
  • 直射日光の熱を溜めにくい

逆に固まる土のデメリットは、コンクリートやモルタルのようにガッチガチに固めないので、経年劣化で割れたりすること。

あとは、草が生えないようにするには3㎝は敷く必要があるので、イメージよりも量が必要になることです。コンクリートなら1㎝で済むところ土なので厚みが必要になります。

  • コンクリートやモルタルよりも経年劣化する
  • 厚敷きになるので結構量が必要

草が生えやすいところに部分的に使うこともできますし、コンクリートで固めるよりもDIYで施工しやすいので挑戦しやすいと思います。

固まる土にも色んな種類がありますよ!

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