実家の庭の雑草対策で、防草シートを敷いて人工芝を施工しました。結果はとても清潔感があり、1年経っても雑草1本も生えてきていません!大満足の効果と仕上がりです。
庭の草むしりが大変なので、固まる土を使って雑草対策を進めていたのですが…。父がゴルフが趣味ということもあり、庭全部を固めてしまうより一部は人工芝にすることにしました。
庭を人工芝にするために必要なもの
人工芝を庭に敷くためには必要な物があります。絶対欠かせないものは、人工芝・防草シート・ボンド・専用ピンです。
人工芝
使った人工芝はアメリカのデュポン社製リアリーターフという製品です。庭でちょっとしたゴルフの練習ができるように、短い芝のもので耐久性に優れた高品質な物を選びました。芝丈は16ミリのものを敷きました。
人工芝は色んなメーカーの物があり、種類や芝丈も様々。用途によって好みのものを選べばよいと思います。リアリーターフは短い芝でも見た目がとてもキレイで10年以上の耐久性もあるので選びました。
デカくて重いので、施工日か前日に届くようにするのが良いですよ。
防草シート
Gbunが選んだリアリーターフは雨水を通すように、水抜き穴が開いている人工芝です。下に防草シートを敷かないと雨を通すための穴から雑草が無数に生えてきてしまうため、必須アイテムです。これがないと雑草対策は失敗します。
人工芝の中には、防草シートがいらないタイプの物もあるようで、使う場所で選んでも良さそうです。
選んだのは人工芝と同じメーカのデュポン社製 グリーンビスタ プロ 130です。なぜこれを選んだかと言うと、抜群の通水性があるからです。防草シートの中には水はけの悪い物がありますが、人工芝と防草シートの間に長期間、雨水がたまり乾いていないと衛生的に気持ち悪かったので、通水性のある防草シートにしました。
136タイプを使用しました。240という強力タイプもあります。
人工芝用ボンド
人工芝を防草シートの上に置いてピンを打つだけでは、密着度が低く凸凹になるので専用のボンドを使用してしっかりと接着します。
使ったのはリアリーターフに使えるGFボンドと専用のガンです。
10㎡2(6畳くらい)の場所を人工芝にしたのですが、1本でギリギリ施工できました。もう少しスペースのある場所だと、1本では足りないと思います。
DIYで人工芝を施工にチャレンジ!
人工芝を敷くには大きく3つのステップがあります。
- 地面を整地する
- 防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
いきなり地面に人工芝を敷いてしまうと、凹凸が目立ってしまいキレイに人工芝を張ることができません。さらに、人工芝には雨が通過できるように小さな穴がたくさん開いていて、防草シートなしで人工芝を敷くと穴から雑草が生えてしまいます。
人工芝を敷く前に下準備が必要です。
地面を整地する
人工芝を敷きたい場所が真砂土で硬かったので、雨上がりで柔らかくなっているときを狙って作業しました。
土を全部掘り起こし、生えている雑草や小石を取り除いて地面を平らにします。
掘り返して小石や草を取り除いたら、奥にある大きな木を使って平らにした後、レンガを使って転圧して地面を固めました。雨水が雨水マスへ流れやすいように、手前が少し低くなるように意識しました。
防草シートを敷く
ならした土の上に防草シート(グリーンビスタ)を仮置きします。
防草シートを複数枚使う場合は、しっかりと重なるようにします。重ねる幅が狭いとそこから草が生えてくることになります。
重ねる幅が狭い場合は専用のテープを使って、隙間なく防草シートを設置します。
10センチほど重ねました!
仮置きして防草シートの場所が決まれば、石などを置いてズレないようにします。専用のピンを金づちで打ち付けて固定します。一度位置を決めてピンを打つと、穴がシートに空くのでピンの位置は変更しない方が良いです。
防草シートのあまった部分をハサミでカットすれば完成。防草シートは直射日光で劣化するので、この上に人工芝を貼り付けします。
後述しますが、防草シートの周りは固まる土を使って、縁からも雑草が生えないようにしました。
使ったのはコレ!
人工芝を貼り付ける
人工芝(リアリーターフ)を防草シートの上に仮置きして、位置を決めます。芝丈は16ミリで一番短いものを選んでいます。
防草シートと違って、先に余分な部分をカットしました。よく切れるハサミならリアリーターフはキレイに切ることができました。
人工芝を半分に折って、専用ボンド(GFボンド)を専用のボンドガンを使って塗っていきます。
この時、水抜き穴を避けるようにボンドを塗り付けます。GFボンドは絞り出し口がクシ状になっているので、あとでクシで伸ばす必要もなく、ロスも少ないのでお勧めです。
片側ずつボンドを塗って、防草シートに張り付けします。浮いている場所があったので、レンガや石などの重しで圧着しておきました。ボンドが乾けば完成です。(芝丈が16ミリと短いのと人工芝1枚で施工できたのでピンは打ちません。芝丈の長い人工芝で何枚も人工芝を敷く場合はピンで固定します。)
おまけ
仕上げとして、庭の他の部分でも雑草対策として使用している固まる土で、人工芝の縁を埋めました。
固まる土を敷いて人工芝とツラになるようフラットにしています。施工したばかりで色が違っていますが、そのうち同じ色で落ち着いていきます。
固まる土の施工については別の記事で詳しく書いています。
自分で庭に人工芝を施工してみて まとめ
雑草対策としての意味も含めて、人工芝を土の上に敷くには防草シートが必須です。防草シートを施工しないと、人工芝ある水抜き穴から大量に草が生えてきて大変になります。
防草シートにもいろんなタイプがあり、Gbunが選んだのは通水性があるグリーンビスタです。雨が降った後に防水シートの上に雨水がたまらず、下の土へ染み込むようにしました。また、雨水は表層を流れる性質が強いので、施工する地面をならすときに雨水枡があるほうに流れるように少し傾斜を意識しました。
人工芝もいろんなメーカーから、様々なものが販売されています。うちではリアリーターフという、アメリカ製のものを選びました。芝丈は一番短い16ミリ、芝丈が短いもので品質がいいものって意外と少ないんです。ブラスチックみたいのばっかりで。でも、リアリーターフは本当に短い芝のようで景観もよく清潔感もあり気に入っています。
人工芝を敷くには大きく3つのステップがありますので、いきなり人工芝を敷いてしまうと失敗します。
- 地面を整地する
- 防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
使ったのはこのアイテムです
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