ハッチバック車のバックドアはデッドニングの重要ポイントで、車内の静かな車(高級車)は標準でしっかり防音されている場所です。GbunのインプレッサスポーツGPは、驚くことに制振材や吸音材など1つも装備されていませんでした。そりゃリアからのロードノイズが酷いわけです。
パネルを外してみてビックリです。鉄板むき出しでした…。
ペラペラのバックドアをレジェトレックスとトーレペフを使ってデッドニングしてみると、めちゃくちゃ静音化することができました。さらに、重量が増したことでバックドアを閉める時に『ドンッ』と重い音になり、弱い力でも半ドアになることもなくなり快適になりました。作業が難しい場所でもないので、デッドニングするならおすすめです。
バックドア以外にもコツコツとデッドニングを進めて車の中を静かにしています。
バタバタうるさいバックドアを静かにしよう!
バックドアを静かにするために用意したのは2つのデッドニング材料です。
- レジェトレックス
- トーレペフシート(厚さ5㎜)
日東 レジェトレックス
日東のレジェトレックスは高性能で安心して使える制振アイテムです。
トーレぺフシート
トーレぺフシートは遮音効果がとても高いという情報があります。使用したのは5㎜厚のものです。
公式:トーレぺフ
バックドアのデッドニングの方法
バックドアのデッドニングのステップは
- バックドアの内張カバーを外す
バックドアの内張の剥がす
バックドアの内張は、上・横・下の順に外します。クリップを外せば簡単にバキバキと引っ張れば外れます。
上・横・下の順にカバーを外すとパネルがむき出しになります。制振材など一つも使われていないので、バックドアがうるさいもの納得です。
カバーを取るとペラペラの鉄板がむき出しです。
レジェトレックスを貼り付け制振する
音が良く響く鉄板部分にレジェトレックスを貼り付けて制振します。同時にウォッシュ液のワイヤーが振動で異音がしないように、エーモンのショックノンテープを貼り付けました。
バックドアの穴の中にも、手が届く位置にはレジェトレックスを貼り付けました。
バックドアの取っ手がある部分のアウターパネルは、特に音の反響が大きかったので穴から手を入れてアウターパネルにレジェトレックスを念入りに貼り付けました。アウターパネルにレジェトレックスを貼るときに、穴の縁の内側の鉄板で手を切りやすいので注意してください。
手を切らないように作業してくださいね。
トーレぺフシートで吸音遮音する
レジェトレックスを貼り付けた部分に、トーレぺフシートで覆うように前面に貼り付けていきます。トーレぺフシートは一度貼り付けを失敗すると貼り直しができないので、1枚で上手に貼り付ける自信がなかったので、分割して貼り付けを行いました。
バックドアの下部分(取っ手がある方)もトーレぺフシートで一面をを覆うように貼り付けします。
外したパネルを元に戻せば完成です。
バックドアをデッドニング まとめ
インプレッサスポーツのバックドアをデッドニングしましたが、元が何もされていない鉄板むき出しの車種だったので効果はめちゃくちゃ感じました。
バックドアの内張パネルを外し、レジェトレックスを貼り付けて、トーレぺフシートで覆うだけで作業自体は簡単で30分もあれば終了します。デッドニングにかかる労力は少ないのに体感できる効果は高い場所です。
バタバタうるさいバックドアなら、デッドニングがおすすめです。
デッドニングの効果に加え、バックドア自体が少し重くなったので開閉時に半ドアになることがなくなり、力を入れなくてもバンッと重い音がしてカッコよく閉まります。バックドアがペラペラ感がなくなり、重厚感が増したことも嬉しいポイントでした。
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