レンガの階段に手すり取り付け!レンガに穴は開けられる?

レンガの階段にDIYで手すり取り付け

1週間前に、DIYでレンガを使って掃き出し窓に階段を作りました。掃き出し窓の前はブロックを並べただけの階段でしたが、レンガとモルタルで丈夫な安定した階段を作りました。タイルではなくレンガを選んだのは、雨の日でも滑らない寒暖を作りたかったからです。

そのレンガの階段にDIYで手すりを付けたことについて書いていきます。

掃き出し窓にレンガで階段を作った
このレンガの階段に手すりを付けます

取り付けた手すりはコレ!

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目次

DIYで手すりの取り付ける方法は?

まず、手すりをどうやって取り付けるか?を階段を作る前から考えていました。

DIYで屋外に手すりを取り付けるには、大きく2つの方法があります。一つ目は、手すりをモルタルの中に埋め込んで固定する方法で、もう一つは地盤(モルタルやコンクリート)に穴をあけてアンカーで固定する方法です。

手すりの取り付け方法
  1. 支柱をモルタルに埋め込む
  2. コンクリートなどに穴をあけてアンカーで固定

モルタルで固めてしまう方法は単純で簡単なのですが、レンガで階段を作りたかったのでモルタルに埋め込むのではなくレンガに穴を開けて、手すりのベースプレートをアンカーボルトで固定する方法を選びました。

Gbun

2番目の方法で手すりを設置することにしました。

DIYで手すりを付ける
取り付ける手すりはベースプレート付き

手すりは埋め込み式のものと、ベースプレート付きのものの2種類があるので購入時に注意してください。

DIYで取り付けた手すり

実際にDIYで階段に取り付けた手すりの完成形をご紹介します。ガッチリ丈夫な手すりをレンガの階段に取り付けることができました!

DIYで階段に取り付けた手すり
DIYで階段に取り付けた手すり

レンガに穴を開ける方法

手すりを付ける付けるには、DIYで作った耐火レンガに穴を開ける必要がありました。レンガに穴を開けるためには専用の工具が必要になります。

普通のドリルは持っていたのですが、古くなってきていたので振動ドリルドライバーを新規に用意しました。

Gbun

振動ドリルがないと穴あけはキビシイです。

穴を開けるために用意した物
  • ボッシュ 振動ドリルドライバー
  • コンクリートドリル(8.5mm)
  • 振動ドリルビット(3.8mm)
レンガに穴を開ける道具
レンガに穴を開ける道具

振動ドリルドライバーは、ボッシュのコードレスの物を購入しました。とても使いやすくDIYの他の場面でも大活躍しています。ドリルの刃は、8.5mmと下穴用の3.8mmの2本を用意しました。

振動ドリルのビットの種類は、取り付ける手すりにより変わります。この時に取り付けた手すりはφ8.5深さ60mm以上の下穴を開ける必要がありました。

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DIYで手すりを付ける手順

手すりを取り付ける手順
  1. 仮置きして取り付け位置を確認する
  2. 支柱を固定する部分の作業
  3. アンカーで固定
STEP
仮置きして位置決め

手すりの取り付け作業は、まずバラバラで届いた手すりを組み立てて、仮置きして設置場所を決めます。組み立ててから仮置きしてきっちりと位置を決めてから作業することで、最終的に支柱を固定した後に誤差で手すりが取り付けられないといったことが防げます。

STEP
支柱を固定する土台を作る

支柱を固定する部分の1つ(下段)が土だったので、モルタルで土台を作りました。まずは土なので穴を30センチほどの深さで掘りました。

手すりを取り付ける土台を作る
手すりを取り付ける位置に穴を掘る

バラス(砕石)を入れて叩き、土壌を固めました。

バラスを入れて叩いて固める
バラスを入れて叩いて固める

レンガで階段を作った時に残っていたインスタントモルタルに、水を入れてしっかり練ります。平らに流れこませるために、水の量を少しだけ多くして柔らかめにしました。

インスタントモルタルを練る
インスタントモルタルを練る

モルタルを穴に流し込み、手すりの支柱を固定する土台を作りました。固まるまで待ちます。

モルタルを流し込む
モルタルを流し込む
STEP
レンガに穴を開けてアンカーで固定する

手すりの上段はレンガので作った階段に固定するので、レンガに穴を開けてアンカーで固定します。

まずはレンガに細いドリルを使って下穴を開けました。いきなり大きな穴を開けるとレンガが割れるといけないので細心の注意で3.8mmの下穴を開けるところからスタートしました。

レンガに下穴を開ける
レンガに下穴を開ける

下穴が開いたら、8.5mmのドリルで深さ6.5センチ以上の穴を開けました。

レンガに振動ドリルで穴を開ける
下穴に沿って大きな穴を開ける

支柱をセットして、付属のオールアンカーを差し込んでハンマーで頭を叩いて固定します。

アンカーを入れてハンマーで叩く
アンカーを入れて水平を見ながらハンマーで叩く

オールアンカーと手すりのべ―スプレーとを付属のナットでしっかりと締め付けて固定してから、ベースプレートカバーを取り付けます。

ベースプレートカバーを付ける
ベースプレートカバーを付ける

下の段のモルタルの土台が固まったら、レンガに支柱を取り付けたように振動ドリルで穴を開けてアンカーで固定します。

モルタルに穴を開けて手すりを取り付ける
モルタルに穴を開けて手すりを取り付ける

ベースプレートカバーを取り付けて、見えているモルタルの部分に土を被せます。

固まったモルタルの部分も同じ
固まったモルタルの部分も同じ作業をする
STEP
各種ネジを締め付ける

手すりと支柱のジョイント部分のネジを締め付け、固定すれば完成!

ネジを締め付ければ手すりが完成
ネジを締め付ければ手すりが完成

レンガの階段にDIYで手すり取り付ける まとめ

レンガに穴をかけるには、専用の道具の振動ドリルとコンクリートドリルビットが必要です。下穴を開けてから大きな穴を開ければキレイに開きます。

Gbunは木工など他のDIYでも使えるように、ボッシュの振動ドリルドライバーを用意しました。コードレスですが今まで使っていたコードが付いたシンコーのドリルと同じくらいパワフルで使いやすかったです。

Gbun

ボッシュの振動ドリルドライバーで、10㎜までの穴は開けられます。

今回の手すり取り付けは、DIYで作ったレンガの階段に取り付けたかったのでアンカーで固定する物を選びました。もしも支柱をモルタルで固定するなら、もっと簡単に手すりを取り付けることができます。

プロの方が使う振動ドリルなら、支柱がすっぽりと収まる穴があけれれると思いますが、DIYでも手すりの設置は可能です!

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