3年前に購入した中古のスチールケースのシンクチェアが、そろそろガタが目立ち始めてきたのでオカムラ シルフィーを新品で購入しました。
シンクチェアの買い替えを考えている方の1つの選択肢として、オカムラシルフィーは候補に挙がりやすいと思います。お値段的にも10万円までに収まるので、バロンチェアなどに比べるとグッとお得ですし、口コミを見ていても評判がいいからです。
実際にシンクチェアからオカムラ シルフィーに替えてみたので、感想をレビューします。
中古のオフィスチェアにはちょっと注意!
シンクチェアは2017年に中古を、有名なオフィス製品の中古を扱う会社のものをインターネットで購入しました。よくあるAランクとかいう感じで、現物は見ていません。
田舎に住んでいるということもあり、インターネットで簡単に購入できるのはメリットが多いのですが、中古品は注意した方が良いと思います。なぜかと言うと、2017年に美品として購入したシンクチェアは2002年製の物だったからです。確かに美品でしたが、年式から言えば各パーツは購入した時点でガタが出始めてもおかしくない感じですね。中古品なので仕方ないですが、キレイでも古いことがある点は注意です。
価格もそこそこしたので、かなり古いモデルだったのは少し残念でした。
そんな訳で、2020年の時点で18年落ちとなったシンクチェアは、ガタが色々と出ました。座るとギィ!と大きな音が鳴り、左側に少し傾く。さらに座面のワイヤーがポキっと折れてしまいました。折れたワイヤーは1本ですが経年劣化なので、他のワイヤーも怪しい感じです。
シンクチェアのワイヤーはDIYでも交換可能です。しかし年式が古いし座ると傾くので、この際オフィスチェアを買い替えることにしました。中古のオフィスチェアは当たりハズレがあると分かったので、今回は新品のチェアにしました。
シンクチェアを3年使いましたが、とても良いチェアでデスクワークが楽でした。
もともとシンクチェアを購入したのは、ウエイトトレーニングでヘルニアになってしまったからです。5分も座っていられない状態だったのがシンクチェアにすると、なんとか座ることができていました。今ではヘルニアもすっかり治ったのですが、シンクチェアは長時間座っても腰が楽です。腰痛に悩んでいるならシンクチェアは良いですよ。
オカムラ シルフィーとシンクチェアの比較
シンクチェアからオカムラ シルフィーの買い替えで、2つのイスがあるので比較します。
座面サイズではなく肘置きの距離が違う
座面はシンクチェアとオカムラ シルフィー共に515ミリとなっていますが、幅はシンクチェアは724ミリでシルフィーが642ミリです。8センチほどシンクチェアの方が大きいのですが、これは肘置きが座面から少し離れているからです。
肩幅がない場合、シンクチェアでは肘置きが遠く感じるかもしれません。じゃあシルフィーは狭いの?と感じるかもしれませんが、体系にもよると思いますがGbunは約70キロ(ガッチリ体形)あるのですが余裕なので、90キロくらいまでの人なら大丈夫なんじゃないかと思います。
- シンクチェア:肘置きが座面から離れている
- シルフィー:肘置きは座面のすぐ横
- 座面サイズは同じ515ミリ
座面はメッシュとクッションの違いがある
座面はシンクチェアはワイヤーを貼った上に座面があるのに対し、シルフィーは座面はクッションになっています。これは好みがあると思いますが、汗かきの暑がりのGbunはシルフィーのクッション座面は最初は暑く感じました。慣れてしまえば気になりませんでしたし、シンクチェアにはないシルフィーの座面のホールド感は快適です。
シンクチェアの方がメッシュで涼しいです。シルフィーの座面はホールド感はGOOD。
座面の形はシンクチェアが四角いデザインなのに対し、シンクチェアは包み込むような丸いフォルムです。
シルフィーは丸いデザインですが、胡坐をかくこともできています。
- シンクチェア:メッシュ地をワイヤーが支える・四角い形状
- シルフィー:クッション素材・丸い包み込むフォルム
背面のメッシュの違い
オカムラ シルフィーは背もたれを、クッションかメッシュか選択することができます。Gbunはメッシュを選んでいます。
シンクチェアのメッシュ背面は柔らかく、背もたれに設置されたワイヤーによって支えられる構造なのに対し、シルフィーはピンっと張ったメッシュ地となっています。同じメッシュでも、ワイヤーで支えるシンクチェアの方が柔らかく感じます。
- シンクチェア:柔らかいメッシュをワイヤーが支える
- シルフィー:ピンっと張ったメッシュ地
シンクチェアとシルフィーの座り心地
シンクチェアは座面と背もたれの両方をワイヤーが支えるメッシュ地なので、一言でいえば全体的に柔らかい座り心地です。一方で、オカムラ シルフィーは背面はピンっと張ったメッシュで、座面は硬めのクッションとなっているので、しっかりサポートしてくれる座り心地です。
座り心地は、2つのチェアは全く違います。
シンクチェアでは良くも悪くもチェアの上で体が自由だったのですが、シルフィーは姿勢正しくデスクに向かうといった感じです。個人的な例えをすると、シルフィーの座り心地は、勤務先の研究所で使っていたチェアに近いです。シンクチェアは会議室のチェアといったところです。
購入したのオカムラ シルフィーのセット内容
購入したのはオカムラ シルフィーで、カラーはベージュです。オカムラ シルフィーはオフィスチェアの割にはお安いイメージで、まぁそれでも10万ほどしますが、アーロンチェアやバロンチェアに比べると手が届きやすい価格です。日本のメーカーの物なので、欧米人に比べ小さな日本人の体形でもフィットします。この点は、特に女性は嬉しいかもしれないですね。
あと、オカムラ シルフィーを選ぶ人に前傾姿勢が好評です。Gbunは活用してないのですが、机に向かってモノを書いたりするにはピッタリです。
詳しくはオンラインカタログで確認してみてください→https://www.okamura.co.jp/product/seating/sylphy/pdf/sylphy_brochure_201606.pdf
シルフィーは自分好みにカスタムして注文できます。Gbunはエクストラハイバックタイプに、オプションでヘッドレストとランバーサポートを付けています。アームは高さ調整できるアジャスタータイプ。アルミポリッシュの脚は好みではなかったので、樹脂脚を選んでいます。脚以外はフルスペックです。
- エクストラハイバック
- メッシュタイプ
- アジャストアーム
- ヘッドレスト
- ランバーサポート
- ブラックボディー/ブラック樹脂脚
- カラー:ベージュ
フルスペックでも10万円以内で購入できます!
シルフィーのランバーサポートは不要?不評?
オカムラ シルフィーのランバーサポートは不要という意見もあります。理由は硬いから不評だったりするのです。
それを考慮してか、シルフィーのランバーサポートの素材が変更になっています。以前は半透明の硬いプラスチックのような素材でしたが、新しいランバーサポートは少し柔らかいグレーのプラスチック素材の物になっています。
デザイン的には半透明の方がカッコよかったのですが、新しいランバーサポートの方が柔らくなっています。シルフィーの背面はピンっと張ったメッシュ地だし、独特の腰にフィットさせることができるバックカーブアジャスト機能があるので、ランバーサポートはなくても困らないと思います。
じゃあ、なんでランバーサポート付けたか?というと、しっかり腰を支えて欲しいと思ったに加え、ガンガン筋トレをしているのでガッチリ体形で体重が70キロほどあり、メッシュ地だけよりもランバーサポートがあった方がメッシュ地の負担が減らせるのではと思ったからです。
体重が軽い人や小柄な人は、ランバーサポートが固く邪魔に感じるかもしれません。Gbunは腰にフィットするのでランバーサポートを付けて良かったと感じています。
ガッチリしている人はランバーサポートが心地よいかも⁉
シルフィーのヘッドレストは不要?必要?
オカムラ シルフィーを選ぶ人は、前傾姿勢で作業することが多いかもしれません。前傾姿勢で作業するなら、ヘッドレストはまず使わないのでなくても大丈夫です。
シルフィーのヘッドレストは高さ調整できませんし、身長や体形によっては支えて欲しいポイントを捉えてくれないかもしれません。
Gbunは前傾姿勢ではなく、パソコン作業で使用していますが、ヘッドレストに頭を付けていることはないです。ヘッドレスト使うのは、休憩中や考え事の時に後ろにリクライニングをしてもたれている時だけですね。でも、デザイン的にヘッドレストが付いていた方がいい!と思ったので付けました。
ヘッドレストは無くてもいいかも…。
シンクチェアからオカムラ シルフィーへ買い替え まとめ
中古で購入したシンクチェアは、購入した時点でまさかの15年落ち。購入から3年で、18年落ちとなり座面のワイヤーが折れたり、座ると左に傾いたりとガタが出たのでオカムラ シルフィーを今度は新品で購入しました。
座り心地も全然違うシンクチェアとシルフィー。最初は柔らかいシンクチェアの方が心地よく感じていましたが、シルフィーを使っているうちに姿勢よく座るようになりデスクの作業が楽です。
シルフィーに買い替えて満足しています。
今回は新品を購入しているので、チェアに癖も付いていないので愛着がやっぱりシンクチェアよりもあります。大事にガッツリ使っていきたいと思います。
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