双極性障害って話

双極性障害(躁うつ病)は力になる

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双極性障害(躁うつ病)は恥なのか?

精神を病むと、『心が弱い』といった間違った周囲の目で見られる。

精神という言葉が、あたかも『心の病気』という風に捉えられるからだ。

 

はっきり訂正しよう。

『脳』の病気だ。

 

胸に心はない。

『心臓』という血液を送る筋肉の塊があるだけだ。

 

ヒトというものは、とても曖昧な感覚の上で生きている。

特に日本人は、欧米人よりもロジックが弱い。

つまり、論理的に考えることが苦手なのだ。

これは子供の頃の教育に大きく寄与している。

論議をして育たないから、ロジックという観点が弱いのだ。

 

『脳』は身体の中で一番複雑な臓器だ。

脳移植ができないのが良い例だ。

複雑な神経回路で電気の伝達、ホルモンの調整、生きる上で必要な情報を整理し各臓器へ発信している。

そんな複雑な『脳』が壊れることがないのだろうか?

 

交通量が多い交差点は、交通事故も多い。

『脳』は交通量の多い交差点のようなもの。

いつもは信号機で制御している。

しかし停電が起こるとどうだろう?

信号機がないとどうだろう?

事故が起きる。

『脳』の停電は、ストレスが引き起こす。

ストレスで眠れないと、信号機は働き続けやがて消耗し停電する。

 

『脳』の障害である病気を、そこまで恥じる必要はないと思う。

治るのだから。管理人が治したように。

ただし、病気に依存しているヒトも少なくない。

病気の中に逃げてしまっている。

そして、病気を盾に社会から遠ざかっている。

病気のコミュニティで、自らの病気の症状の深刻さを自慢する。

これは、違う。

 

『脳』の誤作動である双極性障害は、マイノリティーだ。

克服してこそ、価値のある病気になる。

それは正確に正常な脳で、病気になったことがない人へ情報を発信できるから。

自らが病気の真っただ中にいると、『正常』とは見てもらえないだろう。

それでは伝える力が弱くなってしまう。

 

双極性障害は、自分も周囲も辛い病気。

それは、どんな病気でも同じじゃないだろうか?

ただ傷のように可視化して癒えていくのが見えづらいから、難しく捉えられる。

厄介なのは、自分で『病気』と自覚しにくいこと。

正常だと思ってしまうこと。

逆に言えば、『今の自分は違う』と認識できれば治療につながる。

 

焦るとよくない。

管理人は1ヶ月ほどで仕事復帰できると思っていた。

実際は1年かかった。

1年かけて、普通の生活が送れるようになった。

まるで何もできない子供から大人になる過程を1年で濃縮したようなイメージ。

駅で切符を買うのにもドキドキした。

イヤなドキドキだ。冷や汗が出る感じ。

怖いのだ。社会が。

だけど、寝たきりから1つずつ出来ることが増え、海外旅行へも行けるようになって会社に戻れた。

会社へ戻っても発作のように恐怖が出てきた。

周囲の奇異の視線を感じたから。

 

1年、2年、3年。

4年後には同期の誰よりも仕事が出来ていた自分に戻った。

 

大丈夫、恥じる必要はない。

 

  • この記事を書いた人

Gbun

大手企業で会社員をしながら、ボクサーをしていました。 ボクサーを引退したあと、会社を辞めて夢だった語学留学をしました。 帰国後、ご縁があり同じ企業に再就職。働きながら社会人大学生として経営学を学びました。 犬好きのアウトドア派です。

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