双極性障害って話

双極性障害(躁うつ病)は治るから大丈夫

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双極性障害をご存知ですか?

以前は『躁鬱病』と呼ばれてました。

でも本当は日本人の10%の人がなるという『鬱』とは、全く違う病気なんです。

 

管理人は2008年に『躁鬱病』と診断されました。

それは悪夢のような1年の始まりでもありました。

 

当時のことは、また次の機会に記事にするとして、今回は『治るよ』ってことを発信したいと思います。

正確に言うと『抑え込める』という表現が正しいかもしれません。

 

躁鬱病は一生治らない

webで自分の病気を調べて、そんな記事ばかりで愕然としたのを覚えています。鬱病と違って一生治らないと。

こんなに戦っているのに勝てないのか?こんなに苦しんでいるのに一生これが続くのか?と思いました。

 

大丈夫です。そんなことないです!

 

確かに鬱病と違って、躁鬱病は遺伝的な要因といったものも関係していたり、脳内物質の働きといった意思ではどうしようもないことが絡んだりします。

なんで自分が?といった感覚もあります。

でも、これって他の病気もそうですよね。

 

躁鬱状態で決断は避けるべし

管理人の場合は、死にかけたとこまで落ち切ったんですが。そこから1年かけて這い上がって、社会復帰もしました。

大企業に勤めていたのですが、1年休職しました。

会社の産業医(精神科医)には、会社を辞めろと言われました。会社にとっては荷物社員は切りたいんでしょうね。

 

辞めようと考えたのですが、掛かりつけの医師が辞めるのを反対しました。大企業は休職しても福利厚生が整っていますし、復帰させようと思ったようです。管理人は病気になっても仕事に行くと言っていたほど、仕事人間(仕事が好き)だったからっていうのもあると思います。

それに、躁鬱病の重い時期に”会社を辞める”という決断をさせまいとの先生の意向でした。正常な判断ができないときの行動は、あとで後悔するから。

そんな主治医は悪徳産業医と戦ってくれまして、会社に残ることになりました。

 

1年は地獄でした。

 

1年経って、復帰しても地獄でした。

復帰しても、どこかしらで奇異の眼ってのがあるのです。システムに納められた自分の経歴にも『1年休職(心因性)』というのが、退職するまで残りました。

出世街道からも離脱。

同期で一番出来ていたのに、一番遅れに。

 

石の上にも三年というから

苦虫を嚙む思いで3年耐えました。

すると、どうでしょう?

何となく活躍の場が増えていました。

5年後には、論文を書いたり学会で発表したり。他社で講演を頼まれたり。出世街道は離脱したものの、社内外評価がものすごく上がっていました。

同期の誰一人として、そんな人物はいません。

 

躁鬱病を患ったおかげで、自分の視野も感情も広がりました。そのことが自分の研究の発見につながり成果を出せました。

 

双極性障害はコントロールすることで治せる

自分は”双極性障害を持っている”ということが飲み込めれば、コントロールを覚えます。

「ヤバいな」という精神状態に気が付けます。

 

管理人の場合は、カギが睡眠です。

眠らなければ脳が壊れるのを感じます。言い換えると『眠らなくても大丈夫になる』と自分じゃなくなる。

病気をコントロールするために眠れる薬は常時持っています。睡眠さえとっていれば、精神の崩壊はありません。

 

神経伝達物質が誤作動を起こし、正確な判断が出来なくなる。心の病気と言われたりしますが、完全に脳の病気です。

気持ちを強く持つとか、そういう根性論ではないです。

(元製薬会社研究員の管理人が言うので本当です。)

 

死にかけるところまで行ったので、自分の振れ幅を最大限に知れました。これは非常に大きい成果物だと思っています。

しかも生き残ったことで、『何かしら、やらんとダメなことがあるんだろうな』なんて使命感も生まれました。

 

自分が(ご家族が)壊れるときの最初に現れる身体からのメッセージを見つけることで、双極性障害をコントロールして封じ込めることに成功すると思います。

 

一生薬を飲む必要があるとか言うけど

大丈夫ですよ。

管理人は1年間で薬の処方はなくなりました。(睡眠導入剤は持っていますが)

 

どんな薬もそうですが、薬に精神的に依存してしまうと、無いと不安になったりして断薬しづらいこともあります。

しかし、管理人は飲まなくても全然平気です。

薬自体の作用が強く辛かったので、むしろ飲まなくてよくなった日は晴れ晴れした気持ちでした。

 

個性だと思えれば勝ったも同然!

管理人の従兄弟には、鬱病で何年も苦しんでいる人がいます。

仕事に復帰しては、休みを繰り返しています。

鬱病よりも躁鬱病は深刻と文献にはありますが、単純に管理人と従兄弟を比べるとそうとは限らないと言えます。

 

偉人の中にも双極性障害の人もいるようです。

そう考えると、病気の特性を持っているから頭の回転が速いのかな。なんて個性として捉えることも出来るようになりました。

実際に管理人の場合は、躁状態では頭の回転がすっごいスピードになり過ぎて、ほかの人の考えるスピードや会話の展開が遅く、耐えられないようになっていました。

 

あと病気の時、異常に聴力が良くなっていました。皆が聞き取れない音も聞こえる。幻聴じゃなく、実際の聴力です。

脳が異常をきたしているので、普段はノイズとして脳が処理している周波数まで聞こえていたんだと思います。振り返ると面白い体験でもあります。

 

人生の底まで見えた人には、深みが出ます。闇の部分を持つから。でもそれは人に優しくする原動力にもなります。話にも重みがのります。これは個性の一つです。

 

病気にならない人生は、管理人には無かったと思います。

なって良かったと思える部分もあります。

ただ、もう二度となりたくないとも思っています。自分も周囲も大変だからです。

 

そのために、

病気になった自分を恥じるより容認して、むしろ個性と思って、そういう一面を持った自分と付き合えば双極性障害はコントロールして抑えられると考えています。

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