移住・引っ越し

田舎の掟:あいさつ回り

更新日:

田舎のあいさつ回り

今回は田舎への移住で驚いた、挨拶回りについてのお話しです。

引越しに付き物なのは、各種手続き。そして、ご近所への挨拶回り。手土産はどれくらいの数を用意したらよいか?と考えました。すごい『ど』田舎で、引越し前にGoogleMapで見る限りご近所は4軒。6個くらい持って行けば十分かと思い、引越し前に名産を購入。

引越し当日はバタバタですっかり暗くなったので、次の日にご近所へ挨拶回りに行きました。老夫婦のお家、娘さんのお家、おばあちゃんお一人のお家、おじさんのお家、移住してきた夫妻のお家。すでに5個配り終えました。そこで口々に言われたのが、「部落長さん所へ行ったか?」でした。

『部落長??』

 

部落長??

教訓1
挨拶回りは近所だけでは終わらない
田舎は独自のルールが多い。挨拶のための菓子折りは多めに用意する

村では、いくつかの集落に分かれて色んな決め事やら祭りやらをやっているそうで、その集落を今では『○○地区』となっているが、みんな古い言い方で『部落』と集落の事を呼んでいるそうです。
ここらへんの呼び方については、地域の特性もあると思います。部落って差別用語として、小学生の時道徳で習ったけれど、私が移住した地域ではそのような意味合いは無さそうでした。

田舎の人はとても親切で、おじいちゃんやおばあちゃんが川の対岸にある遠くの竹林を指さして、「あの竹があるじゃろ?その屋根が見えるけ。そこが部落長さんの家じゃ。」と一生懸命教えてくれます。竹藪は何か所かあって、同じ色の屋根も数件ある。何度も「あれですか?これですか?」と聞いて、やっとそれっぽい家を絞り込みました(笑)

最後に残った菓子折りを持って、部落長さんに会いに行きました。
川の対岸なので、歩いて20分くらい。

「こんにちはー。」大きな声で呼びかけると、庭から返事が聞こえ50代くらいのリーダーっぽいおじさんが顔を出しました。「待ってもらっていいですか?玄関開けるけ、そっちに。」
わざわざ一度家の中に戻られ、玄関に通してくれた。客人を玄関で迎えるという、当たり前のようで忘れられているような習慣に小さな感動を覚えました。

菓子折りを渡し、引っ越してきた旨を説明しご挨拶。部落長さんは、部落行事にどこまで参加するか?と尋ねられました。

『部落行事?』

 

部落行事??

田舎は行事が多い。村の行事以外にも部落行事というものがあって、お花見や飲み会、自警団の獅子舞や色々とある。それらに村外から来た私たちがどれくらい参加するかを気にかけておられた。なるべくなら参加してほしいが、無理強いはしないと。
折角の田舎暮らし、村を満喫するため参加させていただきたいとお願いしました。

 

溶け込むことに専念する

教訓2
行事はなるべく参加する
移住者を良く思わない人もいる。地域へ溶け込むように努力することは必須

都会のマンションでは、引越しの挨拶をしたとしても上と下と両隣。田舎はコミュニティーが小さい分、あいさつに伺うべき所が多いと知りました。
本来なら、集落全戸に挨拶しても良いくらいですが、そうなると80軒となるため無理。私の場合は、徒歩5分以内と部落長さんに挨拶し、お花見の席で日本酒を1本持参し部落の皆さんに挨拶しました。
都会とは違って田舎は、最初の挨拶がとても大事です。都会では知らん顔で通り過ぎても大きな問題にはなりませんが、田舎では噂になってしまうと思います。移住者側から挨拶をして、地域に可愛がってもらうことが住みやすい環境を作る第一歩だと感じています。

 

よそ者

私はそれほど長く移住生活を送りませんでした。

色々とあって。

 

何年も住んでいる人が"よそ者"と言われていたのが印象的でした。

要は、村で生まれないと"よそ者"らしいです。

限界集落が自ら限界集落を望んでいるように感じた瞬間でした。

 

親切

ただ、すっごい親切です。

よそ者という言葉を使いはされますが、アレやコレやをくれます(笑)

タケノコもらったり、大雨の日は家がぼろ屋で心配してくださり、近所のお爺ちゃんとおばさんが雨が上がったときに来てくれました。

「大丈夫だった?」って。

嵐の後に、無事を確認しに来てくれるのって、あります??

感動しました。

 

毎年、年賀状は出そうと思います(笑)

-移住・引っ越し
-, ,

Copyright© じぶビジネ! , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.